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ドル円は再度150円台に届くか?メキシコペソ円の金利差トレードが有効【マット今井 実践FXトレードのつぼ】2023/11/24

基本的にはジリジリと円安が進むという流れ【マット今井 実践トレードのつぼ】

収録日:2023/11/24

元邦銀ディーラーの今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込み見通しを示します。

時間がない方向け「ポイント要約」展望
・米長期金利が落ち着いてきた
 →これが為替相場を落ち着かせている
・基本的にはジリジリと円安が進むという流れ
 →ただ極端には行かない
・最強なのはメキシコペソ
 →ペソ円で金利を稼ぐというのが一番有効かも
・ドル円は150円台に届くか届かないかを注目
・ユーロ円は164円程度、ポンド円も188円ぐらいを目標にしたゆっくりとした動きを想定

 

目次

0:00 米金利と為替相場の動向
2:42 円安進行の可能性
3:10 メキシコペソの動向と見通し
3:43 クロス円の動向と見通し
4:09 足元のトレード戦略
4:32 【PR】口座開設特別キャンペーン

要約

ここのところ一番特徴的なことは何かと言うと、米長期金利が落ち着いてきたということです。10年物の金利が4.4%台になっていますが、ちょうど1カ月ぐらい前に5%を付けて、そこからズルズルと今度は下落傾向に入り、一時期4.3%を割り込むかという水準まで下がってきました。
その後の動きはこの1週間を見ると、米長期金利は低位安定というか、4.3%~4.5%ぐらいで落ちついてもみ合いを始めています。これが為替相場を落ち着かせているということです。
金利が急に下がったことでドル円に売りが入り、147円台まで一度下がりました。ドル円の下げが一番キツかったので、その影響でクロス円も下がる状況になった。結局ドル安っていう流れの中でドル円だけが走って円高になったということは、ちょっと無理があったかなということと、147円台では実需の買いが入ってきたということで、その後ドル円も149円台、そしてクロス円はほぼ下がってきたところの水準まで戻っています。
特に豪ドル円とかメキシコペソ円は非常に強い動きになっていて、ポンド円とかユーロ円もかなり戻ってきているという動きになってきています。金融市場が落ちついてくる、特に金利や株価が落ちついてくると、為替相場では金利差トレードっていうのが注目を浴びますが、ちょっと荒れだすとこれが崩れる。この繰り返しをしていると思います。少し荒れてクロス円もポジション調整、そしてドル円もポジション調整。下がってから今は戻ってきていますから、元の安定した状態に戻ってきていると考えていいと思います。

今週も大きなイベントはありませんし、基本的にはジリジリと円安が進むという流れになると思いますけれども、極端には行かないと思います。ドル円も150円台にしっかり乗っていくほど力が強そうでもありませんし、ユーロ円・ポンド円もちょっと力不足ですね。徐々に上がっていくというようなイメージで持っていたいと思います。

最強なのはやっぱりメキシコペソです。今8.7円。ポジション調整の局面でもメキシコペソは8.6円ぐらいまでしか落ちませんでしたから、非常に強いですね。やっぱり米金利が上がらなくなってくるとペソが強くなるっていう関係は、今も続いてるということであり、ペソ円で金利を稼ぐというのは今一番有効なんだろうなと思います。

豪ドル円・メキシコペソ円が強い中で、ユーロ円・ポンド円がちょっと弱いです。ただ、ユーロ圏もイギリスも早期利上げを金融当局者が必死に今抑えようとして、そういう観測が出ていることを打ち消そうとしていますので、いずれクロス円もじっくり上がってくるんじゃないかなというような感じでいます。
これから1週間を見ると、ドル円が150円台に届くか届かないか。一旦届くかもしれません。クロス円で見れば、ユーロ円は164円程度ですね、ポンド円も188円ぐらいを目標にした、ゆっくりとした動きを想定してやっていきたいと思います。

 
株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。
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