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ドル/円、米金利急低下で150円割れ…FRB高官の発言に注目(NY市場の見通し)2023/11/17

ドル/円、米金利急低下で150円割れ…FRB高官の発言に注目

東京市場のドル/円は、方向感に乏しい展開。仲値公示にかけて150.78円前後までやや強含みました。その後150.42円前後まで小緩みましたが、米長期金利の持ち直しを受けて下げ渋っています。

欧州市場に入ると、欧州中銀(ECB)の利下げの観測が強まり、来年中に計1.0%の利下げを完全に織り込んだことが伝わると、米長期金利が9月以来となる4.3%台へ急低下しました。ドル売り・円買いが進むと149.50円台まで軟化しました。

今夜は複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演が予定されています。FRBによる早期利下げ観測が浮上する中で、それぞれの発言に注目が集まりそうです。米長期金利が反応するようだとドル/円相場にも影響を及ぼしそうです。なお、経済指標としては米10月住宅着工件数に注目です。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10日線が上値抵抗となる中で売り圧力が強まると150円を割り込みました。また、RSIが50ラインを下抜けたため短期的に下落しやすい状況となっています。目先は11月3日の安値149.10円台が意識されそうです。仮に戻りが入り150.00円付近が上値抵抗になるようだと上値の重い状況が続きそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

11/17(金)
19:00 ユーロ圏10月消費者物価指数・改定値
22:00 ナーゲル独連銀総裁講演
22:10 ラムスデンBOE副総裁講演
22:30 米10月住宅着工件数
22:30 米10月建設許可件数
22:45 バーFRB副議長講演
22:45 コリンズ米ボストン連銀総裁講演
23:30 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
23:45 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
24:00 チポローネECB専務理事講演
----- ムーディーズ イタリア格付け見直し

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 宇栄原宗平
外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。