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ドル/円、円売り優位で151円台の推移が続く…米新規失業保険申請件数などに注目(NY市場の見通し)2023/11/16

ドル/円、円売り優位で151円台の推移が続く…米新規失業保険申請件数などに注目

東京市場のドル/円は、小動きの展開。仲値公示後に151.11円前後まで小緩む場面がありましたが、その後は151.30円台へ持ち直すなど約20銭の小幅なレンジ推移となりました。

欧州市場では、一時は151.43円前後まで強含むもその後は米長期金利が低下したことによるドル売りから151.14円前後まで押し戻されました。

今週に発表された米10月消費者物価指数(CPI)や米10月小売売上高の結果を受けて米経済は急激な失速(ハードランディング)を回避できるとの見方が広がっています。ドル/円は本日も円売り主導の相場展開となりやすいでしょう。ただ、33年ぶりの152円台を試す動きとなれば日本政府・日銀による円買い介入への警戒感も高まりそうです。不意に乱高下するなど値動きが荒くなる可能性もあるため注意しましょう。

10・20・80日線が上向きを維持しています。また10日線を上抜いて151円台に乗せたことなどから上昇基調は継続していると見れます。直近は151.90円付近が上値抵抗となり20日線を下値支持に安値を切り上げるなど、アセンディングトライアングルを形成しつつあります。上限付近の152円を突破するようだと上昇の勢いが増す可能性があります。一方で反落した場合でも150円台前半では押し目買いが入りやすく底堅く推移しそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

11/16(木)
20:30☆ラガルドECB総裁講演
21:10 バーFRB副議長講演
22:15 カナダ10月住宅着工件数
22:30☆米新規失業保険申請件数
22:30 米10月輸入物価指数
22:30 米10月輸出物価指数
22:30 米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:30 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
23:15☆米10月鉱工業生産
23:15 米10月設備稼働率
23:15 デギンドスECB副総裁講演
23:25 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
24:00 米11月NAHB住宅市場指数
24:30 ウォラーFRB理事講演
24:35 バーFRB副議長講演
24:45 ラムスデンBOE副総裁講演
25:45 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
26:00 クックFRB理事講演
30:00 米9月証券投資

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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