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ドル円午前の為替予想、7営業日ぶりに反落!150円を維持できるかは米小売売上高次第!? 2023/11/15


午前の為替予想は… 一転150円台に反落 米小売売上高に注目

作成日時 :2023年11月15日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

149.600-151.200円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は米10月消費者物価指数(CPI)の鈍化を受けて大幅安。米10月CPIは前年比+3.2%と前月の+3.7%から鈍化した。食品とエネルギーを除いたコアCPIも+4.0%と2021年9月以来の低い伸びとなった。これを受けて米債利回りが大幅に低下するとドル売りが活発化。ドル/円は151円台後半から150.16円前後まで約1.5円下落した。
市場は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げはすでに終了したと見て、次の一手は利下げになるとの観測を強めている。金融政策に敏感な米2年債利回りは5.03%付近から4.83%付近へと急低下した。
そうした中で、本日は米10月小売売上高が発表される。クリスマス商戦の出足を占う重要なデータとなるだけに市場の注目度は高い。10月のクレジットカードの使用状況などから、消費の減速を見込む声は少なくない。仮に市場予想を下回る弱い結果となれば一段のドル安を誘発することになりそうだ。もっとも、米金利先物市場は昨日の米10月CPIを受けて、すでに来年3-4回の利下げを織り込んでいる。もし米10月小売売上高が堅調なら、利下げ観測が後退する形でドルの反発につながる公算が大きい。ドル/円が150円台を維持できるかは米10月小売売上高の結果次第と言えそうだ。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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