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ドル円午前の為替予想、33年ぶり152円台に迫る!米CPIに注目 2023/11/14


午前の為替予想は… 33年ぶり152円台目前 米CPIに注目

作成日時 :2023年11月14日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

150.900-152.400円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は年初来高値を更新。相対的に金利が低い円を売る動きが続く中、151.91円前後まで上昇して昨年10月に付けた1990年以来の高値151.94円前後に迫った。その直後には、日本政府・日銀による円買い介入を思わせる動きで151円台前半に急落する場面もあったが下値は堅く、ほどなく151円台後半へと持ち直した。
本日は、NY市場で米10月消費者物価指数(CPI)が発表される。ドル/円が33年ぶり高値を更新して152円台に乗せるきっかけとなるか注目したい。米10月CPIの市場予想は総合が前年比+3.3%、コアが前年比+4.1%となっており、総合CPIは9月の+3.7%から鈍化する一方、コアCPIは9月と同じ伸びになると見込まれている。米連邦準備制度理事会(FRB)がサービス価格の高止まりを警戒しているだけに、コアCPIの上ブレには米長期金利とドルが上方向に強く反応する可能性がある。もっとも、仮にドル/円が152円台へ続伸すれば、円買い介入を巡る警戒感はさらに高まることになりそうだ。
明日15日から米サンフランシスコで始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、本邦当局としては介入には踏み切りにくいとの見方もあるが、財務省の神田財務官は今月1日に「(介入は)スタンバイだ」と発言しており、いつでも発動できる臨戦態勢を整えていると考えられる。仮に介入がなくとも、昨日のように自律的に円が急伸するなど、警戒感から神経質な値動きとなる場面が増えそうだ。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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