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ドル/円、151円を視野にドル買い優勢…米金利動向を睨んだ展開が続く(NY市場の見通し)2023/11/8

ドル/円、151円を視野にドル買い優勢…米金利動向を睨んだ展開が続く

東京市場のドル/円は、小じっかりの展開。米長期金利の小幅な上昇を受けて150.60円台まで強含みました。欧州市場には前日高値(150.69円前後)を上抜けると一時150.78円前後まで上値を切り上げました。

今夜は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されています。米労働市場の軟化によって市場の利上げ終了観測が強まる中で、どのような見解を示すのか注目が集まります。ただ、今夜の発言はイベント開会のあいさつです。金融政策に関する踏み込んだ発言がなければドル/円は150円台で方向感の出にくい展開となりそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が上向きで上昇トレンドは継続、RSIが50ラインから反発しており足元の上昇圧力が強いことが分かります。前日高値を上抜けたことで勢いが増すようだと151円を試すことも考えられます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

11/8(水)
19:15 クックFRB理事講演
20:00 ナーゲル独連銀総裁講演
23:15☆パウエルFRB議長講演
27:00 米10年債入札(400億ドル)
27:40 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
28:00 バーFRB副議長講演
30:45 ジェファーソンFRB副議長講演
----- ユーロ圏財務相会合
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

本日、植田日銀総裁発言

・賃金・物価の好循環にプラスの影響与えると十分予想できるが、どのくらいかは1月展望リポートで精査
・2%目標実現の判断の際に実質賃金がプラスになってないといけないわけではない
・競合企業どうしの価格転嫁の相互作用、事前に予想できなかった
・YCCの副作用、マーケットのボラティリティーが高まり為替のボラティリティーが高まること
・為替、ファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが望ましい
・物価と賃金の循環まだ少し弱く、現在の緩和政策を維持している
・足元の物価高が家計や企業に負担掛けていることは十分承知、長く続くとはみていない

 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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