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豪ドル/円 今日の見通し「100円への道は開けるか?注目のRBA政策金利」2023/11/6

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・アジア時間のNY原油先物市場は上昇。サウジアラビアとロシアが自主的な追加減産を年末まで継続する方針を示したことで、供給逼迫が続くとの見方が強まった。(11月6日)。

・10月25日に発表された豪7-9月期CPIは前年比+5.4%となり、4-6月期(+6.0%)から鈍化した。豪9月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+5.6%(前月+5.2%)だった。

・10月19日発表の豪9月雇用統計は、雇用者数が市場予想(2.00万人増)を大きく下回る0.67万人の増加だった。失業率は3.6%へ低下、労働参加率は66.7%へ低下した。

・10月3日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.10%で据え置きとなった。

今日のメインシナリオは

明日のRBA政策金利は0.25%利上げ予想だが、据え置きの可能性も十分にある・・・

明日11月7日(火)12時30分に豪中銀(RBA)が政策金利を発表します。市場予想は25bp(0.25%ポイント)利上げ予想となっており、利上げが再開されると6月会合以来となります。

10月17日に公表されたRBA議事録には「インフレ目標回帰が現在の予想より遅れることに対する理事会の許容度は低い」とありました。そして、ブロック総裁は「インフレ見通しが大幅に上方修正された場合、追加利上げをためらわない」と述べました。その後に発表された豪7-9月期消費者物価指数(CPI)は前年比+5.4%と4‐6月期の+6.0%から減速したものの、市場予想(+5.3%)を上振れました。また9月CPIは前年比+5.6%と前月(+5.2%)から加速しました。これらの結果を受けて市場では明日の理事会で追加利上げに動くとの観測が高まりました。

一方で、ブロック総裁はCPIの結果について想定の範囲内であるとしましたので政策金利を据え置く可能性も十分に考えられます。つまり、明日は追加利上げと据え置き、どちらの可能性もあるため注目度が高まっています。

この先の個別相場変動

■RBAが追加利上げを決定
⇒豪ドルが買われる
⇒年初来高値(97.68円前後)を更新すれば昨年高値(98.80円前後)を視野に入れた展開か

豪ドル円 最新チャート分析

豪ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が上向きとなる中で乖離幅を拡大しています。RSIが70ライン近辺まで上昇しており足元では上昇の勢いが強まっていることが分かります。年初来高値97.68円前後を突破すれば、昨年高値98.80円前後が次のターゲットになりそうです。さらに上伸すると2014年12月以来の100円が視野に入ってくるでしょう。

今後の注目経済指標・イベント

11月7日(火)RBA政策金利

【どうなるRBA】豪ドル円は100円を目指せるか!?RBA利上げ再開・据え置きも堅調推移を期待

 

 
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