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ドル/円:目先天井を確認した可能性。調整下げ局面入りの可能性が点灯中。151.50超えで 終えれば下値リスクが後退、148.80以下で終えた場合は下落リスクが点灯。



 

ドル/円:目先天井を確認した可能性。調整下げ局面入りの可能性が点灯中。151.50超えで 終えれば下値リスクが後退、148.80以下で終えた場合は下落リスクが点灯。

日足は3手連続陰線引けとなり、2手前の陰線が7/28に付けた138.07を基点とする短期的なサポートラインを再び下抜けており、下値リスクがやや高くなっている。148.80-90に日足、週足の下値抵抗があるが、これを割り込んで終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなり、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。逆に151.50超えで終えた場合は、下値リスクが後退、152.00超えで終えた場合は“ドル強気”の流れに戻して154~155円台をトライする動きが強まろう。中期トレンドが強い状態にあるので、急落にも繋がり難いと見られるが、短期的には下値リスクがやや高く、上下動を繰り返しながらも下値余地を模索する展開が予想される。調整下げに留まるなら下値余地は深い場合でも144~145円が限度となろう。但し、144円を割り込んで終えた場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化して138~141円ゾーンの中期的な下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きが強まり易くなる。日足の上値抵抗は149.90-00,150.50-60,150.90-00に、下値抵抗は148.80-90,148.00±10、146.50-60,145.50-60にある。21日移動平均線は149.78にあり若干下抜けているが“ダマシ”の範囲内にある。また、120日、200日線は144.75と140.38に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 一方直近の週足を見ると、上ヒゲがやや長く、実体の小さい陰線引けとなり上値トライに失敗した形で終えている。7月に付けた137.25を基点として下値を急角度で切り上げて来た流れからも若干下抜けており、下値リスクがやや高い状態だが、149円台を維持して越週しており、148.80以下で越週しない限り、反発に転ずる可能性を残している。一方で昨年10月に付けた151.95と先週の高値151.72で二番天井を付けた可能性が点灯しており、短期的には151.50超えで終えない限り下値リスクにより警戒する必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は150.00-10,151.40-50,151.90-00に、下値抵抗は148.80-90,147.70-80,146.40-50,145.00-10にある。31週、62週移動平均線は142.72と140.04に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変化ない。 今週の戦略は、調整下げ局面入りの可能性が生じているので、ドル買いは今週いっぱい様子見か、148.80-90で軽く買って148.40で浅めに撤退。下値リスクが点灯しているので、浅い利食いも着実に。ドル売りは150.20-30の戻り待ち。吹き値があった場合の上値余地を150.90近辺まで見ておく必要がある。損切りは151.10で一旦撤退。 上値は、149.80-90,150.20-30,150.50-60,150.90-00にやや強い抵抗が出来ており、ここまで戻さない可能性も高い状態だが、これらの抵抗をクリアして、151.30-40,151.60-70の抵抗を全てクリアした場合は下値リスクが後退、152.00超えで終えた場合は、“ドル強気”の流れに戻して一段のドル上昇に繋がり易くなる。下値は、149.00-10,148.80-90に強い抵抗があるが、全て切り崩して終えた場合は、調整下げ余地がさらに拡がり易くなり、148.50-60,148.00±10銭、147.70-80,147.40-50,147.00-10,146.40~146.60にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。調整下げに留まるなら、押しは深い場合でも144~145円を下抜けない可能性が高くなる。

ドル/円【日足】期間:2023/03/02~2023/11/03(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/09/18~2023/11/03(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:“ユーロ強気”の流れ。162円台で終えれば一段の上昇へ。逆に、158円割れで 終えた場合は“ニュートラル”に変化、156円割れの越週で“ユーロ弱気”に変化。

直近の日足は小幅続伸し、上値トライの流れを維持している。個々の足が強いものではないので急伸にも繋がり難いと見るが、トレンドがしっかりしており、上値余地を探る動きが継続しよう。日足の上値抵抗が160.50-60,161.30-40,161.90-00にあるが全て上抜けて終えれば一段の上昇へ。逆に日足の下値抵抗が159.40-50,158.40-50,158.00-10にあるが、全て抜けた場合は“ニュートラル”な状態に戻して、下値リスクがやや高くなる。157.00-10,156.00±10銭に一段と強い日足の抵抗があるが、全て下抜けて終えた場合は、新たな下落リスクが点灯、155.00-10,154.40-50の抵抗を全て切り崩して終えた場合は“ユーロ弱気”に変化して150円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。21日、120日、200日移動平均線は158.58,156.28,151.67に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 一方直近の週足は実体を160円台に乗せる陽線が出ており、揉み合いを上抜けて一段の上昇に繋がる可能性が生じている。単体では上昇エネルギーの強いものでもなく、また、高値圏にあるので小反落の可能性があるが、トレンドが強い状態を維持しており、今週も上値トライの動きが継続しよう。但し、158.00-10の週足の抵抗を下抜けて越週した場合は“ニュートラル”な状態に変化して、先週の上抜けが“ダマシ”となった可能性が点灯、156円を割り込んで越週した場合は“ユーロ弱気”に変化して下落幅拡大に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は160.80-90,161.70-80,162.30-40に、下値抵抗は159.30-40,158.70-80,158.00±10銭にある。31週、62週移動平均線は154.53と148.55に位置しており、中期トレンドをサポート中。 今週の戦略は、ユーロ買いは159.40-50で押し目買い。損切りは158.40で撤退。ユーロ売りは今週いっぱい様子見としたい。 上値は、160.50-60,160.70-80,161.10-20,161.30-40,161.70-80,162.30-40に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、159.80-90,159.40-50,159.10-20,158.80-90にやや強い下値抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、この下の158.40-50,158.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、短期トレンドが“ニュートラルから若干弱気”に変化して下値リスクがやや高くなる。さらに157.00-10,156.00-10の抵抗を全て下抜けて越週するか、155.50-60,155.00-10,154.40-50の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、“ユーロ弱気”に変化して150円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2023/04/18~2023/11/03(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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