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大口投資家の動向は?「円ネットショートやや増加」【最新IMMポジション】2023/10/23

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショーやや増加

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショートほぼ横ばい

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショートやや増加】
10月17日時点で円のポジションは、ドルに対して10.3万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングの取り崩し度合いがやや大きかったことから、ネットショートは前週から約0.3万枚増加した。
期間中のドル/円相場は、米国の経済指標の結果等を受けて米10年債利回りが4.8%台まで上昇した影響から一時149.85円前後まで上昇。
米国の金利が高水準で長期間維持されるとの見方から、投機筋は円ロングポジションを減少させたようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
10月17日時点でユーロのポジションは、ドルに対して8.2万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが積み増されたため、ネットロングは前週から約0.7万枚増加した。
期間中のユーロ/ドル相場は、中東の地政学リスクの高まりを受けてリスク回避の動きとなり一時1.0495ドル前後まで下落した。
中東情勢への懸念は残るものの、域内最大の経済国であるドイツ経済の「最悪期は過ぎた」との見方が浮上したことで、一部の投機筋はユーロロングポジションの構築に動いたようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショートほぼ横ばい】
10月17日時点でポンドのポジションは、ドルに対して1.1万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが小幅に取り崩されたため、ネットショートは前週から0.1万枚増加した。
期間中のポンド/ドル相場は、中東の地政学リスクの高まりや英国の追加利上げへの期待が後退したことなどの影響で1.2122ドル前後まで下落した。
英経済の減速懸念や英中銀(BOE)の利上げ打ち止め観測などから、投機筋のポンドに対する弱気な見方に変化はなかったようだ。


↓↓↓IMMポジションのソースはこちら
IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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