「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆：外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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目次
今日のドル円 トレードシナリオ
テクニカル分析で環境認識
①日足：高値圏での推移が続きそう・・・10、20、80日移動平均線が上向きを維持しており上昇基調が継続していますが、RSIは横ばいであることから上昇の勢いが落ち着いていることがわかります。足元では、10、20日線を下値支持とし150.00円付近が強い上値抵抗と意識されているため小幅な値動きが続いています。そうした中で、150.00円を突破すれば上値模索の展開となることが考えられる一方で、反落しても149円台前半では押し目買いが入りやすく下げ渋る可能性があります。
ドル/円 日足 ネオチャート
トレード方針：買い目線
②相場展開の予想・・・本日も150.00円を上値抵抗に149円台後半で小幅な動きになる可能性があります。そのため、押し目買いを考えるべきでしょう。仮に150.00円を突破したとしても、一時的な上昇で149円台に再び押し戻される可能性もあるため注意する必要があります。
③トレードタイミング・・・押し目買いポイント：149.70-80円、149円台前半。150.00円を突破した場合は、150.00円が下値支持となり反発するか、年初来高値（150.16円前後）を更新したことを確認してから買い場を探したいです。
ドル/円 60分足 ネオチャート（図1）
ドル/円 外為注文情報（図2）
https://www.gaitame.com/markets/order/
注目経済指標・イベント
④ポイント解説・・・ 今夜も引き続き150.00円突破できるかが焦点となりそうです。注目イベントが予定されていない中、米長期金利の動向に注目が集まります。仮に150円台に達すると本邦政府・日銀による円買い介入が実施される可能性もありますので注意しましょう。
10/23（月）
23:00 ユーロ圏10月消費者信頼感・速報値
※☆は特に注目の材料
ライブ（17時から）で注目ポイントを解説
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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