「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆：外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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目次
今日のドル円 トレードシナリオ
テクニカル分析で環境認識
①日足：上昇基調継続・・・10・20・80日移動平均線が上向きを維持しつつ乖離幅を拡大する中で10日線を下値支持に145円台で底堅く推移しています。RSIが横ばいではありますが50ライン上を推移していることから買いバイアスが強いように見受けられます。
②4時間足：上値が重い・・・10・20本移動平均線が下向きでデットクロスとなっており、同線が上値を抑えているように見えます。ただ、RSIについては50ラインを下から上抜き始めています。ドル/円が145.30円前後で下げ渋っており底堅く反発の流れに向く可能性も考えられます。
ドル/円 日足 ネオチャート
トレード方針：押し目買い方針
③相場展開の予想・・・環境認識から上昇基調が継続しており145円前半で下げ渋っていることから押し目買いポイントを待っていきたいです。
④トレードタイミング・・・以下の60分足を見た際の押し目買いポイントは、144.90‐145.10円と見ます。また、本日高値145.60円台を上抜いた後は145.50‐145.60円程度が押し目買いポイントとなりそうです。
ドル/円 60分足 ネオチャート（図1）
ドル/円 外為注文情報（図2）
https://www.gaitame.com/markets/order/
注目経済指標・イベント
⑤ポイント解説・・・今夜は注目材料が予定されていません。今週24日～26日の米ジャクソンホール会議に注目が集まっていることから週後半に向けて相場動向が薄れる可能性があります。
今夜の注目イベント
特になし
動画で注目ポイントを解説
※8月21日～8月25日お休みいたします。
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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