ドル/円、142円台で方向感模索...米7月雇用統計を控えて様子見ムード（NY市場の見通し）

ドル/円、142円台で方向感模索...米7月雇用統計を控えて様子見ムード

東京市場のドル/円は、上値の重い展開。仲値公示にかけて142.89円前後まで強含むも、公示後は米長期金利の低下が重しとなり142.32円前後まで軟化しました。

欧州市場に入ると、米長期金利が緩やかに持ち直す中でドル買いに傾き142.73円前後まで値を戻しました。その後は、NY市場の米7月雇用統計を控えて小幅な値動きとなっています。

米7月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数が20.0万人増、失業率は3.6％、平均時給が前年比+4.2％となっており、米労働市場は堅調を維持するものの、賃金インフレ圧力はいくぶん和らぐと見られています。それぞれの結果によっては、ドル/円相場が乱高下することも考えられるため注意が必要でしょう。

ドル円　15分足チャート

この後の経済イベント

8/4（金）
17:30　英7月建設業PMI
18:00　ユーロ圏6月小売売上高
20:15　ピルMPC委員講演
21:30☆カナダ7月新規雇用者数
21:30☆カナダ7月失業率
21:30☆米7月非農業部門雇用者数
21:30☆米7月失業率
21:30☆米7月平均時給
※☆は特に注目の材料

最新の経済指標カレンダーはこちら ↓↓↓
https://www.gaitame.com/markets/calendar/

【緊急告知】夏季集中！ライブ番組
　　　　　　外為どっとコム初、ダブル生配信
　　　　　　お好みにあわせて2配信を視聴

月初の相場見通しを合わせて知りたいなら 20時30分開始

短期トレードを求めるなら　21時00分開始

 

外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。