読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ユーロ/円 一気に上値追いの可能性が高いか・・・

今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  ユーロ/円 一気に上値追いの可能性が高いか・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。火曜日に下押しして下ヒゲを形成、水曜日に上をトライして上ヒゲを形成、どちらに動くのか注目されましたが、金曜日の陽線で上側への価格移動に成功しています。実体線は終値ベースで6月27日・7月3日の戻り高値に肉薄するところまで戻してきていますので、売り方の買い戻し 圧力の強さを素直に感じることができます。
移動平均線は、3本とも上昇しています。実体線は3本の移動平均線の上側に位置していますし、MACDもゼロラインの上側でゴールデンクロス寸前ということで、強い相場と考えてよいと思います。過去の取引価格帯と比較しても実体線の高さがドル円より相当上であることがハッキリと分かります。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。チャート的に売りを示すものはありませんし、何より金曜日の陽線で水曜日の上ヒゲを捉えたという事実を重く評価する必要があるような気がしています。7月中旬に153円台まで調整を経た上での戻りですので、売り方の買い戻し圧力は甚大、実体線を押し上げる余力は相当残っていると考えられると思います。実体線が高い位置にあるからと言って妙に弱気になる必要はないでしょう。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 ギュイ~ンと戻ってきた・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週は下落基調の流れをたどっただけに注目された1週間でしたが、火曜日の下ヒゲを境に陽線に次ぐ陽線の出現、一気に142円の手前まで戻す展開となりました。先々週の下落を考えると先週の上伸は目を見張るものがあり、先々週は売り、先週は買いと目線を変えて付いていけるトレーダーは多くないような気がします。
今週は、少し買い先行方針で臨みたい感じがします。さすがに先週の急激な 戻りを見せ付けられると、戻り売りは持ち上げられる可能性が高いと考えるべきでしょうし、MACDも上向き基調に舵取りを変えつつあり、ゴールデンクロス寸前といった状況です。ボリンジャーバンドの幅が広がっていてボラティリティの高さも感じますが、大きな下落リスクはないと考えてよいかもしれません。

■ ポンド/円 陽線1本だが上向き基調か・・・ 
先週は、木曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。他の対円の通貨ペアと異なり、週初から細かな陰線を連ねて木曜日に週間の安値を付けました。ただ、結局は先々週の安値を更新することなく、金曜日は他の対円の通貨ペアと同様に大きな陽線が出現して一気に週間の高値を更新、182円台まで買い進む展開となりました。
今週は、買い先行スタンスで臨まざるを得ないと思います。チャートの形状としては、ユーロ円ほどではありませんがドル円よりは強さを感じるところですね。ボリンジャーバンドの幅が広がりを見せているわけではありませんが、ポンド円という通貨ペアの特性を考えると、もはや7月上旬の戻り高値更新は射程圏内でしょう。売りスタンスへの転換は先週の安値割れと、やゆったり目に考えた方がよいような気がします。

■ オージー/円 チャートの改善が目覚ましい・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。7月の上旬以降、やや下落リスクの高まりを感じさせる動きが続いてきましたが、先週の動きを見る限り、火曜日の安値を起点に上値・下値ともに切り上げる動きとなっていて、しかも先々週の高値を更新してきていますので、ようやく底割れ懸念を払拭したという評価が可能かもしれません。
今週は、他の対円の通貨ペアと同様に買い先行スタンスで臨みたいところです。先々週以降の動きを見るにつけ下値・上値ともに切り上げつつある状況となっていて、これは売り方の買い戻しポイントが徐々に上昇していることを表していると考えられます。実体線が値持ちすれば中期の移動平均線も横這いから上昇傾向に舵取りを変えてくることが予想されますし、ジリジリと上値追いの流れが続く可能性が高いと考えてよさそうですね。

■ ユーロ/ドル 混沌としつつある・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の動きを見るにつけ上側への価格移動の可能性が高そうに思われましたが、火曜日に高値を付けた後は完全に流れが反転、陰線の連続出現で先々週の木曜日の陽線を割り込むレベルにまで下落しています。7月6日以降の上昇を考えると、下落トレンド入りしたようには思えませんが、それにしても高いところを買ってしまった向きの傷は小さくないことは明白です。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週の動きを見ると、目先は下向きのプレッシャーを強く感じさせますが、とは言え7月6日以降の取引価格帯を一気に下抜けするほどのパワーを持ち合わせているかどうかは現時点では分かりません。中期の移動平均線が下支えの役割を果たすことも十分に考えられますし、下げ止まりを確認した後の戻りを買い方針という考え方にも十分合理性があるように思います。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。