読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円、約2カ月ぶりの円高から138円台へ反発…調整下落終了の兆し?(NY市場の見通し)

ドル/円、約2カ月ぶりの円高から138円台へ反発…調整下落終了の兆し?

東京市場のドル/円は、安値更新後に持ち直す展開。5・10日の仲値公示後に円買いが強まると一時137.23円前後と5月17日以来の安値を更新しました。 その後は米長期金利が持ち直すとドル買いに傾き、欧州市場の序盤には138.46円前後まで値を戻しています。

米インフレの鈍化から米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ打ち止め観測が広がる中で、今夜は、米7月ミシガン大消費者態度指数・速報値の消費者期待インフレ率に注目が集まります。市場では1年先が3.1%と前回(3.3%)から低下するとの見立てになっています。インフレ動向に関心が向いている中で結果次第ではドル/円が強く反応する可能性があります。なお、本日は週末を控えてショートカバーも入りやすいと見られるためドル/円は不安定な値動きとなる場面が増えそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、80日移動平均線などを下値支持に反発し下ヒゲを伸ばして138円台まで持ち直しています。また、RSIは30ラインから上向いていることから反発の可能性を示唆しています。昨日の高値138.95円前後を上抜けて越週すると反発基調への兆しとなりますが、同水準を上値抵抗として反落すれば下落基調が継続しそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

7/14(金)
20:00 米JPモルガン4-6月期決算
21:00 米シティグループ4-6月期決算
21:30 カナダ5月製造業出荷
21:30 米6月輸入物価指数
21:30 米6月輸出物価指数
22:10 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
23:00☆米7月ミシガン大消費者態度指数・速報値
----- G20財務相・中央銀行総裁会議
※☆は特に注目の材料

最新の経済指標カレンダーはこちら ↓↓↓
https://www.gaitame.com/markets/calendar/

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。