読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円、円高継続か?米6月PPI次第で137円台へ下落の可能性も(NY市場の見通し)

ドル/円、円高継続か?米6月PPI次第で137円台へ下落の可能性も

本日、東京市場のドル/円は、安値更新後に持ち直す展開。一時138.06円前後と5月22日以来の安値を更新しましたが、押し目買いが入り下げ渋ると、その後は日本株高を受けた円売りもあって138.80円台まで反発しました。

欧州市場前後では、米長期金利が低下したことからドル売りが強まり138.24円前後まで押し戻されました。ただ、138円台前半では押し目買い意欲が強いようで138.60円台まで持ち直すなど方向感のない値動きとなっています。

昨日の米6月消費者物価指数(CPI)を受けて米利上げはあと1回で終了との見方が広がっています。そうした中で、今夜は米6月生産者物価指数(PPI)が発表されます。前年比が+0.4%と前回(+1.1%)から大きく鈍化すると見られる一方で、前月比は+0.2%と前回(-0.3%)から伸びが加速すると予想されています。コアPPIについては、前年比が+2.6%で前月比は+0.2%(前回+2.8%、+0.2%)の予想となっています。米6月PPIの結果を受けたドル/円相場の動きに注目しましょう。なお、その他の重要イベントとして米新規失業保険申請件数にも注目です。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、3月安値を起点としたトレンドラインを下抜けた上に10日・20日移動平均線がデットクロスとなったことから下落リスクが高まっています。足元では138円台前半で下げ渋っていますが、138円を割り込むようだと次の下値支持である137.50円前後を試す展開も考えられます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

7/13(木)
20:30 ECB議事要旨
21:30☆米6月生産者物価指数
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30 米失業保険継続受給者数
24:10 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
26:00 米30年債入札(180億ドル)
27:00 米6月財政収支

7/14(金)
07:45 ウォラーFRB理事講演

※☆は特に注目の材料
最新の経済指標カレンダーはこちら ↓↓↓
https://www.gaitame.com/markets/calendar/ 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。