ドル/円 今日の見通し「円高ここで止まるのか…米6月PPI次第で137円台突入も」2023/7/13

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
Twitter : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

目次

 

今日のドル円 トレードシナリオ

テクニカル分析で環境認識

①日足:下落リスク高まる・・・10日、20日移動平均線がデットクロスとなり下落圧力が強まる可能性があります。138.00円台を下値支持として反発したこともありRSIは30ライン付近から上向きとなったことは気になりますが、3月安値を起点としたトレンドラインを下抜けたため上値は重そうです。

②4時間足:下落基調・・・10・20・80本移動平均線が下向きで足元では下落優位な展開が続いています。ただ、今年の安値・高値の上げ幅にフィボナッチリトレースメントを当てた際の38.2%押し(138.25円前後)が下値支持となり下ヒゲを伸ばして下げ止まっています。

トレード方針:メインは戻り売り

③相場展開の予想・・・138円台前半で下げ止まっていますが、日足トレンドラインを下抜けたことなどから下落リスクが高まっています。大きく下落した反動により反発する可能性もありますが、そこが戻り売りのポイントとなるか注目です。

④トレードタイミング・・・以下60分足チャート(図1)から戻り売りのポイントになりそうな水準は、139.00円前後、139.40-50円前後といったところでしょう。なお、下落の勢いが加速して138円を割り込んだ場合は、戻しが入り138.00円前後を上値抵抗に反落したタイミングを見極めていきましょう。

ドル/円 60分足 ネオチャート(図1)

ドル/円 5分足 高機能チャート 外為注文情報追加(図2)
https://www.gaitame.com/markets/chart/advanced/

注目経済指標・イベント

⑤ポイント解説・・・米6月消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが後1回との見方が広まっています。そうした中で、今夜の米6月生産者物価指数(PPI)に注目が集まります。結果を受けたドル/円相場は137円台に差し込むのか139円台へ持ち直すのか。相場は大きく動く可能性がありますので、21時30分前後の値動きには注意しましょう。

7/13(木)
20:30 ECB議事要旨
21:30☆米6月生産者物価指数
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30 米失業保険継続受給者数
24:10 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
26:00 米30年債入札(180億ドル)
27:00 米6月財政収支

7/14(金)
07:45 ウォラーFRB理事講演

※☆は特に注目の材料

動画で注目ポイントを解説

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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