薄商いの中、中南米通貨はまちまち=メキシコペソ
19日の中南米市場は米国がジューンティーンスの祝日で休場となり、取引参加者が少ない薄商いの中で、まちまちな動き。対ドルでの買いが目立ったのがブラジルレアルで、約1年ぶりのドル安レアル高となった。財政赤字懸念の後退や、農業セクターの堅調な動きもあってブラジルボベスパ指数の上昇傾向が続いており、レアル買いが入りやすい地合いになっていることに加え、キャリートレードがらみのレアル買いなどが入っていると見られる。
やや売りが目立ったのがチリペソで、主要産品銅の大正被告である中国の景気鈍化懸念が意識された。資源国全般の売りが出る中でメキシコペソも一時対ドルで売られ、1ドル=17.06ペソ台を付けた東京からロンドン市場での動きから、17.17ペソ台を付けた。その後はレアル高などに押されて調整が入り17.07台を付けるなど、午前のペソ安が解消する展開となった。
USDMXN 17.086
(配信:みんかぶFx 2023/6/20(火) 6:40)
やや元安の動き、政策金利引き下げはほぼ予想通り=中国人民元
10時15分の中国人民銀行による最優遇貸出金利(LPR) は、1年物、5年物ともに0.1%の引き下げとなった。利下げは予想通り。5年物に関しては不動産へのテコ入れもあって0.15%になるとの見通しが一部で広がっていたが、1年物と同じ0.1%の引き下げとなった。
中国の景気鈍化懸念が継続しており、中国市場では元安の動き。昨日の市場で先週末の7.10台、先週末終値の7.12台から、7.16台まで上昇した流れを継いで7.17台での推移となっている。
USDCNY 7.1742
(配信:みんかぶFx 2023/6/20(火) 10:49)
トルコ財務相のゆっくりと正常化発言にリラ売り=トルコリラ
トルコ財務相は、ゆっくりと金融政策を正常化と発言しており、一部で40%へ現行8.5%から31.5%の利上げを見込む動きがあるなど、大幅利上げ期待のある今週の中銀会合での大幅利上げ期待が後退する形でリラ安が少し優勢。ただ動きは限定的。
(配信:みんかぶFx 2023/6/20(火) 14:56)
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