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ドル円、やはり上抜けたか…日銀は緩和維持!142.50円が射程に入る【来週の米ドル/円予想】 FX 2023/6/16

目次

▼最新のドル円相場は…レンジブレイクで年初来高値を更新!
▼ドル円相場をテクニカル分析で確認…142.50円を目指す展開となるか
▼ターニングポイント…上昇基調が強まる中「押し目待ちに押し目なし」
▼来週のイベント

最新のドル円相場は…レンジブレイクで年初来高値を更新!

先週に続き、138.30円-140.50円のレンジ推移が続いていましたが、週後半にレンジ上限をブレイクすると年初来高値141.50円を更新する動きとなりました。しかし、その後は各国の経済指標の結果をきっかけに円買い・ドル売りが強まると140円台前半まで弱含みました。そうしたことで、日足ローソク足が天井を示唆するトンカチ形状となり伸び悩む展開が予想されましたが、10・20日移動平均線がサポートとなり底堅さが意識されて一時141.40円まで反発しました。

ドル円相場をテクニカル分析で確認…142.50円を目指す展開となるか

今週は年初来高値141.50円を更新する展開となりました。13・26・52週線が上向きで推移する中で下値を切り上げる値動きが続いており強気相場が継続していると見れます。また、RSIが70ラインに向けて上向いていることからもモメンタムが強まっていることがわかります。141円台で来週を迎えることになると上値を模索する動きが続き、まずは昨年高値151.94円から今年安値127.23円の61.8%戻し水準142.50円を試す動きとなることが考えられます。一方で141円台を超えることができなかった場合は141円台がレジスタンスとして意識され伸び悩む可能性はありますが、138円を割らない限りは上昇基調は継続し底堅い展開となりそうです。

ターニングポイント…上昇基調が強まる中「押し目待ちに押し目なし」

2023年3月以降、下値を切り上げる流れが続いており本日6月16日の安値は139.85円(執筆時点)となっています。押し目を待つにしても下値を切り上げる流れが続くようであれば「押し目待ちに押し目なし」という状況です。レンジをブレイクして上昇基調が強まっている現状を考えると、今のポイントが「買い場」の可能性があることを意識しつつ来週も取引タイミングを考えていきましょう。

来週の重要イベント

6/20☆RBA議事録
6/20◎ウィリアムズ米NY連銀総裁講演
6/21☆英5月消費者物価指数
6/21◎カナダ4月小売売上高
6/21◎グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
6/21☆パウエルFRB議長議会証言
6/22☆BOE政策金利
6/22☆BOE議事録
6/22☆トルコ中銀政策金利
6/22☆メキシコ中銀政策金利
6/22◎ウォラーFRB理事講演
6/22☆米新規失業保険申請件数
6/22◎ボウマンFRB理事講演
6/22☆パウエルFRB議長議会証言
6/23☆日本5月消費者物価指数
6/23☆独6月製造業PMI・速報値
6/23☆独6月サービス業PMI・速報値
6/23☆ユーロ圏6月製造業PMI・速報値
6/23☆ユーロ圏6月サービス業PMI・速報値
6/23☆英6月製造業PMI・速報値
6/23☆英6月サービス業PMI・速報値
6/25◎ウィリアムズ米NY連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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