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ドル高・円安だが介入警戒感を意識!高値買いには要注意【マット今井 実践FXトレードのつぼ】2023/6/2

介入警戒感!ドル円・クロス円は高値買いに注意【マット今井 実践トレードのつぼ】

収録日:2023/6/1

目次

0:00 相場振り返り
1:56 財務省・金融庁・日銀の臨時会合で市場は混乱 ドル円は調整局面
2:38 高値買いに注意
3:07 6月FOMCの注目点 これから出てくる米指標が非常に重要
4:13 一段のドル高は考えられるが介入警戒感を意識

今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込みます。

要約

日本の金融当局(日銀、財務省、金融庁)の臨時会合が市場に混乱を与え、調整局面に入ったということです。市場はこれを徐々に消化し、もう一度円安の流れに向かっていく可能性は十分あると思うんですけれども、忘れてはならないのは、円安がさらに進行する場合、通貨当局が円安を阻止するアクションをとる可能性があることです。特に高値を追いかける行為は、介入やその噂によって大きなリスクを背負う可能性があるため、注意が必要です。
また、6月13日から14日にかけてのFOMCが行われることについて、マーケットは金利の据え置きを予想する意見が6割以上となっています。一方で、0.25%の利上げを予想する意見も約4割あり、これから出てくる経済指標が重要になるでしょう。特に、2日の雇用統計、さらにその後に予定されているCPIが注目されています。
もし利上げが0.25%となると、金利据え置きを予想していた約6割の市場が驚き、ドルが一段と上昇する局面が訪れる可能性があります。景気状況や雇用市場を見ると、早期の悪化が予想されていましたが、それほどでもなさそうです。また、昨年夏から低下していたインフレが足踏みしており、これ以上下がらないとなれば、一段のドル高が考えられます。現状はドル高・円安の環境にありますが、通貨当局の介入を常に意識しながら、下落したところを買っていく視点が重要です。

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実践FXトレードのつぼ

 
株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。
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