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ドル/円 今夜の相場見通し
ドル円の日足チャートを見ると、一時139円まで下落しましたが、下ヒゲをつけて再度上昇し、上昇傾向が見受けられます。移動平均線は3本とも上向きに拡大し、再上昇する可能性が高まっています。
4時間足では、下降チャネル内で調整気味の動きが確認され、現在はその下限で反発し上昇しています。しかし、上限付近と20SMAによる上値の抑制が見受けられます。さらに、足元では140円という大台がレジスタンスとなり、上昇が伸び悩んでいます。
一方で、5分足では、一時的に139円95銭まで上昇しましたが、上ヒゲの連発により上値が重たい状況となっています。また、17時に下落が見られましたが、139円80銭付近がサポートとなり反発しています。
現状では一時的な下落も考えられますが、139円75銭付近で止まるならば、押し目買いのポイントとなる可能性があります。しかし、139円65銭を下抜けた場合は、一旦損切りを考えるべきだと思います。
今日は21時15分に米5月ADP雇用統計、21時半に米新規失業保険申請件数、23時に米5月ISM製造業景気指数が発表されます。これらの結果が予想を上回ると、6月FOMCの利上げ期待が高まり、ドル円は140円を突破する可能性があります。しかし、結果が悪い場合は反落する可能性もあります。このため、指標発表前には一旦利益確定や損切りを行っておきたいです。
ドル/円見通し動画
番組紹介
外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。
動画配信期間:2023/6/1~
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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