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ドル円、140円は通過点なのか!?200日SMAを上抜けて上昇基調強まる!【来週の米ドル/円予想】 FX 2023/5/19

目次

▼最新のドル円相場は…200日SMAを上抜けて上昇加速
▼ドル円相場をテクニカル分析で確認…140円は上値メドではない!?
▼来週のイベント

最新のドル円相場は…200日SMAを上抜けて上昇加速

今週のドル/円は、上値抵抗として意識されていた135.00円前後を明確に上抜けたことで、下向きとなっていた10日移動平均線が上向きに転じ、堅調な推移が続きました。そうした中で、市場が注目していた200日移動平均線までも突破すると年初来高値(138.75円前後)を更新する動きを見せました。

ドル円相場をテクニカル分析で確認…140円は上値メドではない!?

現在の状況をテクニカル分析で確認したところ、アセンディングトライアングルの上限138.00円付近の上値抵抗をブレイクして年初来高値(138.75円前後)を更新したことで上昇基調が強まっています。オシレーター系から見てもMACDがプラス圏内を回復し、RSIが70ラインに向けて上向いており足元の基調の強さを示しています。目先は、今年の安値(127.23円)から昨年の高値(151.942円)にフィボナッチリトレースメントを引いた際の半値戻し139.58円前後や大台の140円が意識されそうです。また、同水準を上抜くようであれば、61.8%戻し142.50円前後も視野に入りそうです。一方で気がかりなのは、今週終値で138円を保てるかどうかです。保つことができれば堅調推移が継続する可能性が高まりますが、137円台で翌週を迎えた際は138円台が強い抵抗と意識されて伸び悩む展開となることも考えられます。どちらにしろ底堅い展開は続きそうですが、来週に140円台を目指すことができるかは今週の終値が重要かもしれません。

来週の重要イベント

5/22◎ブラード米セントルイス連銀総裁講演
5/22◎バーキン米リッチモンド連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
5/23◎米4月新築住宅販売件数
5/23◎ローガン米ダラス連銀総裁講演
5/24☆FOMC議事録
5/25◎米1-3月期GDP・改定値
5/25☆米新規失業保険申請件数
5/26☆米4月PCEデフレーター
5/26◎米4月耐久財受注
☆特に重要 ◎重要

著者紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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