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ドル/円は、138円台半ば 週末の持ち高調整も底堅い展開(NY市場の見通し)

ドル/円、138円台で底堅く推移する展開

本日、東京市場のドル/円は、約半年ぶりの高値付近から反落。前日に年初来高値を更新(138.75円前後)した達成感から利益確定売りや週末の持ち高調整と見られる売りが入り、138.10円台まで下落しました。欧州市場に入ると138円を割り込む場面もありましたが、138.00円付近では押し目買い意欲が強く138円半ばまで切り返しています。

今夜のドル/円は、週末の持ち高調整が入りやすいタイミングとあって伸び悩む展開が想定されます。注目イベントとしては、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が控えています。6月会合で利上げを見送るとの観測が後退しつつあるだけに注目が集まりそうです。議長が利上げ継続の可能性を否定しない限り、ドル/円は底堅さを維持するでしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が上向きで乖離幅を拡大していることから上昇基調であることが窺えます。138円を割り込むも3月の高値137.91円前後がサポートと意識されて切り返していることから底堅い状況となっています。前日高値138.75円前後を上抜けると139円を試す展開も考えられます。

ドル/円

この後の経済イベント

5/19(金)
21:45 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
22:00 ボウマン米FRB理事、講演
23:55 シュナーベルECB専務理事、講演
24:00☆パウエルFRB議長、講演
25:00 シュナーベルECB専務理事、講演
28:00☆ラガルドECB総裁、講演
----- G7首脳会議(広島市、21日まで)

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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