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ユーロ/ドル 上昇トレンドへ回帰できるか・・・


今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  ユーロ/ドル 上昇トレンドへ回帰できるか・・・ 
先週は、月曜日に高値・安値の両方を付ける展開でした。週初に下押ししたものの、週央から持ち直し、週末にかけてやや高く引けたという形です。金曜日の陽線により終値ベースで見ると週間の高値を更新していて、しかも先週水曜日以降は上値・下値ともに切り上げる展開が続いていますので、そういった意味でも少し上側の視界が開けたと考えてよいのではないでしょうか。
移動平均線は、3本とも上昇しました。実体線の居場所は3本の移動平均線の上側を維持していますので、緩やかな上昇トレンドが継続中という判断でよいと思います。MACDはデッドクロスの形成からやや下向き傾向となっていますが、これは実体線が上値を取りに来ることで再度上伸を見せる可能性が高いと考えられます。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。MACD が下向き基調を保っているのがやや気になるところではありますが、実体線と移動平均線の関係を考えると売りを選択する余地はありませんし、また、先週後半の戻りにより、4月中旬の戻り高値にチャレンジする資格を十分に持ち合わせているように思います。先週金曜日の安値を割り込まない限りにおいて、上値追いに期待できるような気がします。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 「じくじく」した相場が続く・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた 上下の値幅は1円60銭にも満たないもので、上下のヒゲを除くとさらに値動きは小さくなります。概ね134円台での推移が続き、毎日の終値も全て134円台となっているのが特徴的です。133円台は叩けず、かと言って135円台は買い進めない、そんな状況がチャートからも見て取れます。
今週は、やや買い先行スタンスで見てみたい感じがします。値動きが乏しいのが何と言っても難点ではありますが、先週金曜日も短いながらも下ヒゲを伴っていますし、実体線が短期の移動平均線水準を超えてくるようであれば、やはり売り方の買い戻しにアクセルがかかる状況が想定できるのではないでしょうか。ただ、だらだらと下がるようであれば速やかに損切りを入れたいところですね。

■ ユーロ/円 大きな下落は望みにくいのでは・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた 上下の値幅は1円50銭にも満たず、かなりの小動きが続いています。そして、先週金曜日の下 ヒゲが70銭以上あり、これを考慮に入れると本当に値動きが乏しかったということが見て取れます。ただ、実体線が高い位置をキープしていることは明確な事実であり、終値ベースで見ると先々週の取引価格帯を着実に上回っている点は買い方有利と考えるべきだと思います。
今週は、買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。実体線と移動平均線の関係、あるいは先週金曜日に出現した長い下ヒゲのことを考えても、特に売りスタンスを取る必要を感じません。実体線と長期の移動平均線の乖離も4円台ということで過熱感を伴っているわけではありませんし、上値追いに対して売り方は買い戻しを入れざるを得ないのではないでしょうか。妙に弱気になる必要はないような気がします。

■ ポンド/円 なかなか下がりにくい・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。ユーロ円と同様、金曜日の長い下ヒゲが特に目立つチャート形成となっています。その長さは1円40銭近くにも及び、しかもわずかながらではありますが先週金曜日は陽線引けということで、売り方の買い戻し圧力の大きさを感じることができます。高いところを買っても報われませんが、安いところを売るともっと報われないということなのでしょう。
今週は、買い先行スタンスで臨みたい感じがします。先週中盤以降に調整局面を迎えましたが、金曜日の長い下ヒゲの出現で早くもその調整局面は終了したと考えてよいのではないでしょうか。水準的には高値圏は間違いありませんが、一方で2022年12月の戻り高値を安全に射程圏内に入れていることを考えると、買い方有利の展開が続く可能性が高いと考えるべき局面ではないかと思います。

■ オージー/円 これでは買えない・・・ 
先週は、木曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。木曜日に週間の高値を付け、金曜に週間の安値を付けたということで、木曜日に高いところを買ってしまった人が金曜日に安いところで投げさせられた状況がチャート上も見て取れます。ただ、金曜日は下ヒゲを伴ったとは言え、その長さはユーロ円・ポンド円と比較すると全く不満の残るところですね。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。やはり、先週金曜日の 戻りの鈍さを目の当たりにするにつけ、買い先行スタンスを取るべき通貨ペアとは考えにくいのです。実体線が再度短期・長期の移動平均線を上回ってくるようであれば上値追いに期待がかかりますが、その可能性はあまり高くないような気がします。一方的に売られるリスクは大きくないと思いますので、そういう意味でも様子見が賢明ではないでしょうか。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。