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ドル円、一時135円を突破!次は138円が視野に入るか!?【来週の米ドル/円予想】 FX 2023/4/21

目次

▼最新のドル円相場は…3月10日以来の135.13円前後まで上伸
▼ドル円相場をテクニカル分析で確認…ピンバーとなれば来週も上値が重い?
▼ドル円トレードで注意しておきたいポイント…132円-135円前後のレンジ推移か?
▼来週のイベント

最新のドル円相場は…3月10日以来の135.13円前後まで上伸

今週のドル/円は、一時135円を突破するもその後は133円台まで押し戻される展開となりました。19日に「日銀は来週開く金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(YCC)政策を修正する事への慎重な意見が行内に広がっている」と関係者の発言が報じられたことで、円売りが強まりました。ドル/円は、3月10日以来の135.13円前後まで上伸しました。ただ、135円付近では戻り売り意欲が強く135円台に定着できずにいます。その後は、低調な米経済指標の結果を受けてドル売りが優勢となり133円台まで弱含みました。

ドル円相場をテクニカル分析で確認…ピンバーとなれば来週も上値が重い?

現在の状況をテクニカル分析で確認したところ、一時135円台まで高値を切り上げましたが、26週線や3月高値安値の61.8%戻し(134.75円前後)の水準を抵抗に反落しています。今週のローソク足が執筆時点で上ヒゲの長い「ピンバー」となっており上値の重さが伺えます。このまま軟調となり13週線を下抜けた場合は、130円台を視野に入れた展開となりそうです。ただ、現状として下値も切り上げており、RSIが上向きのため再上昇の可能性は残っています。26週線や135円をローソク足の実体ベースで上抜けられれば直近高値138円付近を目指した展開が考えられます。

ドル円トレードで注意しておきたいポイント…132円-135円前後のレンジ推移か?

日足のチャートを見ると、一目均衡表の雲上抜けに失敗していますが、転換線をサポートに下げ渋っています。雲上限を再び上抜けられれば135円へ再トライし、135円台へ定着すれば直近高値138円付近が意識されてきます。しかし、上抜けられないようだと雲下限132円台まで下落する可能性があります。今週は134円を挟んだ動きが続いていますので、どちらに方向感が生まれるか見極めていきましょう。

来週の重要イベント

4/24◎米ファースト・リパブリック・バンク1-3月期決算
4/25◎米3月新築住宅販売件数
4/25◎米4月消費者信頼感指数
4/25◎米アルファベット1-3月期決算
4/25◎米マイクロソフト1-3月期決算
4/26◎米3月耐久財受注
4/26◎米メタ・プラットフォームズ1-3月期決算
4/27☆米1-3月期GDP・速報値
4/27☆米新規失業保険申請件数
4/27◎米アマゾン1-3月期決算
4/28☆日銀金融政策決定会合
4/28☆植田日銀総裁定例会見
4/28◎米1-3月期雇用コスト指数
4/28☆米3月PCEデフレーター
4/30☆中国4月製造業PMI
4/30☆中国4月非製造業PMI

著者紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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