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ドル円一時130円台 明日の米雇用統計に警戒

ドル円一時130円台 米指標の相次ぐ予想下振れで続落

5日のドル円は夜にかけて131円台で方向感に乏しい動きとなった後、米指標の相次ぐ予想下振れを受けて130円台へと続落しました。

ドル円は4日に発表された米2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想以上の減少となったことで急落した後、アメリカの景気後退への警戒感が強まる中、5日朝から夜にかけて131円台で上値の重い展開が続きました。

21時過ぎに米3月ADP雇用統計が発表されると、予想を下回る結果を受けてドル売りの動きが強まり、ドル円は131円台を割り込んで下落しました。続いて23時に発表された米3月ISM非製造業景況指数も予想下振れとなったことでドル売りが加速し、一時130.58円前後まで下値を拡大しました。

本日早朝にかけて買い戻しの動きも出て131円台へと持ち直しましたが、戻りは鈍くその後再び130円台へと押し戻されるなど、不安定な動きが続きました。

ドル円3日続落 明日の米雇用統計に警戒

5日のドル円は米指標が相次いで予想を下回ったことで130円台へと続落し、3日連続でドル安が進む展開となりました。

5日夜に発表された米3月ADP雇用統計は雇用者数の伸びが鈍化し、雇用の減速が示唆されました。続いて発表された米3月ISM非製造業景況指数も、景気拡大と後退の分かれ目である50は上回ったものの、予想を下回り景気後退への懸念が高まりました。

米指標の悪化が続いたことで、市場ではアメリカの景気の先行きが不安視されるとともに、利上げ停止観測が強まっています。こうした状況の中で明日発表される米雇用統計に注目が集まっていますが、米JOLTS求人件数に続いてADP雇用統計も弱い結果となったことで、明日の米雇用統計もネガティブサプライズになる可能性が警戒されています。

本日はアメリカの失業保険に関する指標が発表されます。明日の雇用統計を控えて大きな方向感は出づらいことも予想されますが、雇用関連指標への注目が高まる中、予想と大きく異なる結果が出れば突発的な相場変動につながる可能性もあり、注意が必要となりそうです。