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来週の為替予想(米ドル/円)「米雇用統計だけじゃない、135円付近で止まれば三尊形成継続か」ハロンズ FX 2023/4/1

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2023年3月31日 14時30分

米雇用統計だけじゃない、135円付近で止まれば三尊形成継続か

3月27日週の米ドル/円は下げ一服

経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)をファースト・シチズンズが買収することで合意したとの報道が投資家の不安心理を和らげたほか、四半期末・年度末の実需や機関投資家のドル買いフローから、米ドル/円は133.500円と2週間ぶりの高水準をつけました。ただ、年度末の仲値通過後は伸び悩みました。(各レート水準は執筆時点のもの)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

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外為どっとコム総合研究所のTEAMハロンズ(@TeamHallons) が、平日21時より配信するFXライブ番組

FX ライブ配信、No news is good news. 日銀サプライズ警戒つづく (2023年3月30日)- YouTube

日銀短観、物価見通しに注意

来週は4月3日(月)の日銀短観を皮切りに、同日の米3月ISM製造業景況指数、4月4日(火)の米2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数、4月5日(水)の米3月ISM非製造業景況指数、4月6日(木)の米3月チャレンジャー人員削減数、4月7日(金)の米3月雇用統計と重要イベントが続きます。中でも注目は日銀短観と米雇用データでしょうか。まず日銀短観では、企業の物価見通しが重要です。12月短観では全産業の1年後の販売価格見通しは平均3.2%でしたが、そこから大きく伸びれば本邦のインフレ圧力の増加から、日銀のイールドカーブコントロール修正期待へつながる危険はあります。その場合、日銀アタックへの機運が高まり円をサポートしそうです。

また、米雇用データについては、7日の非農業部門雇用者数は無論ですが、3日・5日のISM製造業・非製造業景況指数のサブ指数である雇用指数にも警戒が必要と考えます。新規失業保険申請件数を踏まえると労働市場が極端に圧迫されている兆候はないものの、銀行破綻や信用収縮の影響で企業の採用意欲に鈍化の兆しが見られれば、FRBの金融引き締め観測が後退し、米ドルを圧迫しそうです。逆に、企業の採用意欲が高いままであると感じられれば、金融引き締めの長期化観測から米ドルは底堅さが増すでしょう。ただ、この場合、米地方銀行のバランスシート悪化から信用収縮問題が再燃するリスクはあります。米ドル/円はこれらイベントの結果で振幅しそうですが、仮に上方向へ進んだとしても、『イールドカーブコントロール修正』、『FRBの利上げ停止』は想定される将来において実現される可能性が高い施策と見られるため、米ドル/円の上値は限定されやすいでしょう。

米ドル/円、戻り試すも135円がせいぜいか

足元は、日足一目転換線が切り返すのに合わせるように三役逆転が解消しており、目先の地合いはよさそうです。ただ、少し時間軸を長くしてチャートを見ると三尊形成過程の一時的な反発とも見られ、このまま上昇基調が継続するかは微妙です。3月8日高値(137.909円)と3月24日安値(129.647円)とを結ぶ下落幅の61.8%戻しとなる134.753円付近で上値が抑制されれば、130.000円割れに向けて上値を切り下げていきそうな雰囲気です。焦って、高値つかみしないよう心掛けたいです。

【米ドル/円チャート 週足】

USDJPYチャート

【米ドル/円チャート 日足】

USDJPYチャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:
USD/JPY:131.000-135.000

4/3 週のイベント:

4/3(月) 8:50 日本 1-3月期日銀短観
4/3(月) 22:45 米国 3月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
4/3(月) 23:00 米国 3月ISM製造業景況指数
4/3(月) 23:00 米国 2月建設支出
4/4(火) 23:00 米国 2月製造業新規受注
4/4(火) 23:00 米国 2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
4/5(水) 07:15 米国 メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
4/5(水) 21:15 米国 3月ADP雇用統計
4/5(水) 21:30 米国 2月貿易収支
4/5(水) 22:45 米国 3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
4/5(水) 22:45 米国 3月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
4/5(水) 23:00 米国 3月ISM非製造業景況指数(総合)
4/6(木) 8:50 日本 対外対内証券売買契約等の状況
4/6(木) 20:30 米国 3月チャレンジャー人員削減数
4/6(木) 21:30 米国 新規失業保険申請件数
4/6(木) 23:00 米国 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
4/7(金) 8:30 日本 2月毎月勤労統計調査
4/7(金) 21:30 米国 3月雇用統計

一言コメント

2002年からの4月の騰落率を調べて見ると、21回中11回が上昇、10回が下落でした。ほぼ半々で、4月はトレンドが出にくいようです。また、月初のオープンから高値、安値までの値幅を調べると、上方向は約2.2円、下方向は約2.3円が平均値でした。月初のオープンからこれらの値幅離れた局面は逆張りなのかもしれませんね。

 
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