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ドル円、アッっという間に129円台…このまま下がって年初来安値127円台も【来週の米ドル/円予想】 FX 2023/3/24

目次

▼最新のドル円相場は…FOMC、利上げはあと1回で終了?
▼ドル円相場をテクニカル分析で確認…来週は年初来安値127円台を視野に入れる展開?
▼ドル円トレードで注意しておきたいポイント…一目均衡表、三役逆転の売りシグナル点灯
▼来週のイベント

最新のドル円相場は…FOMC、利上げはあと1回で終了?

今週のドル/円は、130円割れを試す展開となりました。米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通りの25bp(0.25%ポイント)利上げを行うも声明や政策金利見通し(ドットチャート)から「利上げはあと一回で終了」との思惑が強まりドルが売られる展開となりました。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「年内の利下げは見込んでいない」と発言するも、市場では今年7月の利下げ観測が浮上しさらにドル売りが強まっています。

ドル円相場をテクニカル分析で確認…来週は年初来安値127円台を視野に入れる展開?

現在の状況をテクニカル分析で確認したところ、13週移動平均線(SMA)がレジスタンスとなり、RSIが50ライン下で下落傾向であることから売りバイアスが強まっています。現在、心理的節目の130円や今年1月2月の安値で引いたトレンドラインをサポートに下げ止まっていますが、どちらも下抜けて来週を迎えると年初来安値127円台に向けて下落継続も考えられます。一方で、130円台で下げ止まった際は、13週SMAを上抜けられるかがポイントです。上抜けたら135円を目指す可能性もありそうです。

ドル円トレードで注意しておきたいポイント…一目均衡表、三役逆転の売りシグナル点灯

日足のチャートを見ると、一目均衡表を見ると三役逆転の売りシグナルが点灯しています。チャート形状的にもまだ下落は継続しそうですが、上記の通り、足元では心理的節目130円と今年の1月2月安値を引いたトレンドラインをサポートに下げ止まっていますので、反発上昇となる可能性があります。しかし、下落優位な状況は続いていますので、上述の13週SMAを上抜けるまでは戻り売りが優位となりそうです。

来週の重要イベント

3/27 独3月IFO企業景況感指数
3/27 ベイリーBOE総裁講演
3/28 ベイリーBOE総裁講演
3/29 豪2月消費者物価指数
3/30 独3月消費者物価指数・速報値
3/30 米新規失業保険申請件数
3/30 南ア中銀政策金利
3/30 メキシコ中銀政策金利
3/31 中国3月製造業PMI
3/31 英10-12月期GDP・改定値
3/31 独3月雇用統計
3/31 ユーロ圏2月失業率
3/31 ユーロ圏3月消費者物価指数・速報値
3/31 ラガルドECB総裁講演
3/31 米2月PCEデフレーター

著者紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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