ドル円一時129円台 FOMC後のドル安の流れ継続
23日のドル円は米FOMCを受けてのドル安の流れが継続し、本日にかけて130円台へと続落しました。
23日未明に米FOMCの結果を受けて急落したドル円は、同日昼過ぎには130円台前半まで続落しました。
売りが一服すると夜にかけて買い戻しが進み、21時半に発表された米新規失業保険申請件数が予想に反して減少となったことで一時131.66円前後まで上昇しましたが、その後再びリスク回避ムードが強まり反落しました。
アメリカのイエレン財務長官の「必要であれば預金保護のために追加措置を講じる用意がある」との発言を受けて一時ドル買いが強まる場面もありましたが、買いの勢いは続かず本日午後には129円台まで下値を拡大しました。
ドル円上値重い展開 今夜米PMIなど発表
23日のドル円は、米FOMCを受けて近く利上げが停止されるとの観測が広がる中、ドル売り円買いの動きが継続して約1カ月半ぶりの安値を付けました。利上げ停止観測が広がり、日米の金利差縮小が意識される中、ドル円は当面上値の重い展開が予想されます。
本日は米3月購買担当者景気指数(PMI)をはじめ、イギリスやユーロ圏のPMIも発表されます。市場の関心が金融不安に集まる中、結果に対する反応は限定的となることが予想されますが、予想と大きく異なる結果となった場合は突発的な変動に注意が必要となりそうです。
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