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ドル円135円台へ反落 今週は重要イベント多数

 

ドル円135円台 米長期金利低下など受け反落

3日のドル円は米長期金利の低下などを背景に下落基調となり、135円台へと反落しました。

3日は前日まで大きく上昇していた米長期金利が低下し、ドルを売る動きが強まりました。利上げに積極的とされていた米アトランタ連銀のボスティック総裁が今月の米FOMCでは前回と同じ0.25%の利上げを支持すると発言し、利上げ幅拡大への警戒が和らいだこともドル売り材料となって、ドル円は深夜にかけて135円台後半まで値を下げました。

24時に米2月ISM非製造業景況指数が発表されると、予想を上回る結果を受けて136.42円台まで反発しましたが、買いは続かずその後再び135円台へと下落しました。

ドル円本日の動きは限定的か 今週は重要イベント多数

先週末3日のドル円は米長期金利の低下や米FRBによる利上げ幅拡大観測が後退したことでドル売りが優勢となりました。米2月ISM非製造業景況指数は予想上振れとなったものの、戻りは限定的でした。

今週はパウエル米FRB議長の議会証言や日銀の金融政策決定会合、米2月雇用統計など、重要イベントが目白押しとなっています。今月21日から開かれる米FOMCでは前回と同じく0.25%の利上げが予想されていますが、今週の2月雇用統計が1月と同様強い結果となれば利上げ幅の拡大も意識され、ドル円の上昇につながることが予想されます。

本日は24時に米1月製造業新規受注が発表予定となっていますが、明日にパウエル米FRB議長の議会証言を控える中、大きな方向感は出づらい展開となりそうです。

 



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