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ドル/円3分早わかり「ドル136円付近で停滞 想定内のタカ派-米国パウエルFRB議長議会証言」2023年3月7日

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
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ドル136円付近で停滞 想定内のタカ派-米国パウエルFRB議長議会証言

動画要旨

米国パウエルFRB議長議会証言

3月7日、24時に米国のパウエルFRB議長が議会証言をします。

FRB議長の証言は、半期に一度議会で行われ、経済見通しと最近の金融政策についてFRBの姿勢を確認する重要なイベントとなります。また、3月21-22日のFOMCを前にこの後ブラックアウト期間となり、公の場で当局者が話しをする数が極端に減りますので、3月FOMCを見通す上でも市場は着目しています。

米国パウエルFRB議長議会証言を見る上でのポイントは3つ

米国パウエルFRB議長議会証言のポイント

1つ目は、FRBのタカ派スタンスは変化していないため、利上げの必要性や継続理由を語ると見られます。3日に公表された半期の金融報告からも、これまでのタカ派姿勢に変化はありませんでした。

2つ目は、3月FOMCでの利上げ幅拡大やターミナルレート引上げについて何らかのヒントがあるかどうかです。CMEのFedWatchツールによれば、市場は3・5・6月に0.25%ずつの利上げ見通しが優勢です。これが、タカ派寄りに動けば短期的にドル高、ハト派寄りに動けば短期的にドル安の流れになりそうです。

3つ目は、インフレ見通しに対し、パウエル議長がどのような認識を示すかです。パウエルFRB議長は「モノ・住宅のインフレが収まる中で、住宅以外のサービス業で“すぐに”インフレが鈍化してくる」状況を「ディスインフレの始まり」と表現しています。特にこの『すぐに』の部分への認識に修正が入るのか着目されます。

ドル/円の反応

米国パウエルFRB議長議会証言

米国パウエルFRB議長議会証言への反応
TEAMハロンズとしては、あくまでもインフレと戦う姿勢を示すため、タカ派スタンスであることは間違いないのですが、3月の利上げ幅拡大やターミナルレート引き上げについては現時点ではデータ次第として、あいまいさを残すと考えます。

すでに6月の0.25%利上げもベースラインとして織り込まれていることもあり、想定以上にタカ派な内容は出てこないのではないでしょうか。議会証言は長丁場になるため紆余曲折がありそうですが、全体的に明確な方向性は出にくそうです。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2023年3月6日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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