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メキシコペソ 月間為替予想「ペソ円の分岐点は7.3円」FXレポート 2023年3月

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目次

▼メキシコの最新の経済状況は?
▼メキシコの金融政策の予想は?
▼メキシコペソの予想

メキシコの最新の経済状況は?

1月31日に発表された第4四半期のGDP速報値は前期比0.4%と第3四半期の1%から成長が鈍化しましたが予想の0.3%は上回りました。前年比は3.6%と第3四半期の4.3%から低下しました。 通年では2年連続でプラス成長となり、製造業など第2次産業が3.2%、1次産業が2.8%、第3次産業が2.7%となりました。自動車の生産が回復したことで製造業の成長が支えられました。2月7日に発表の1月の自動車生産台数は28万315台と前年同月比2.3%増加し、9カ月連続で前年同月を上回りました。 2月9日に発表された1月の消費者物価指数は前月比0.68%上昇と12月の0.38%から上昇が加速し予想の0.64%も上回りました。前年同月比は7.91%で12月の7.82%、予想の7.89%を上回りました。 コアインフレ率は8.45%上昇で、12月の8.35%、予想の8.41%を上回りました。コアは財が11%と12月の11.09%から2カ月連続で鈍化しました。一方でサービスは5.51%と12月の5.19%から上昇しました。

メキシコの金融政策の予想は?

メキシコ中銀は2月9日に政策金利を0.5%引き上げ11%としました。12月の0.5%引き上げに続き2会合連続の0.5%引き上げにコンセンサスの0.25%を上回りサプライズとなりました。 米国の利上げ幅縮小などの理由やインフレ率の低下などが0.25%の予想の根拠になっていました。 声明文ではコアインフレを考慮してとの箇所があり、コアインフレ率の高止まりが0.5%幅の利上げの理由だったのでしょう。またハト派なスタンスだったエスキベル副総裁が12月末で退任し、メヒア副総裁と交代しましたが、メヒア副総裁は今回0.5%の利上げに賛成しており少なくとも前総裁よりはタカ派な姿勢と思われます。 メキシコ中銀は今後入手できるデータ次第だが、次回会合で政策金利の調整規模を小さくできる可能性があるとしています。 15日にヒース・メキシコ中銀副総裁はロイターとのインタビューで、ターミナルレートは11.5%に非常に近い水準、11.25~11.75%の間になると述べています。ただデータ次第との理事の意見を代表するものではないとも述べています。 データとFEDの利上げ幅次第ですが次回3月30日会合で0.25%、5月18日会合で0.25%の利上げで一旦利上げが休止になるのかが今後の金融政策の注目ポイントと予想します。

メキシコペソの予想

ドル/ペソは2月1日に18.5078ペソまで下落した後に6日に19.29ペソまで上昇しました。3日発表の米雇用統計が堅調だったことでドルが底値から反発しドル/ペソも上昇しました。この時点で75日移動平均線が19.35ペソ付近に位置し、ドル/ペソは75日線で止められ再び下落しました。18.50ペソ付近でもみ合いましたが、そのレベルを下抜けし18.33ペソ付近まで下落しています。 18.40ペソ付近が2018年以降の安値でそのレベルを下抜けしつつあり、ここを完全に下抜けると2018年4月の安値18ペソ、そこも下抜けると2017年7月の安値17.45ペソ付近が下値の目処と予想します。 ペソ/円はここまでレジスタンスになっていた7.05円付近を上抜けしたことで上昇が加速し7.3190円付近まで上昇しています。 7.3円付近は昨年11月の戻り高値レベルで、ここを底固めして完全に上抜けすれば昨年高値の7.58円までレジスタンスはありません。7.3円付近を維持できれば7.3~7.58円、ここが高値になれば7~7.3円のレンジを予想します。

MXN/JPY 日足

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新興国に分類される国々は概して政治リスクや財政リスクが先進国よりも高く、したがってその経済的信用度は相対的に低い水準にあります。こうした条件下では海外投資家の資金を呼び寄せられず、経済発展の支障となるため、金利を上げたり税金を安くしたりすることで、信用度の低さを補いうる投資環境を構築しようとします。そのため新興国通貨は一般に先進国通貨よりも高金利となる傾向にありますが、前述したように各種リスクが高い水準にあることから、長期的には先進国通貨に比べて価値が下がる(=通貨が下落する)条件を備えているともいえます。
 
YEN蔵
株式会社ADVANCE代表取締役 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行で、20年以上にわたり、為替ディーラーとして活躍。現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨をはじめとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。また、海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。ブログ「YEN蔵のFX投資術」、メルマガ「YEN蔵の市場便り」で個人投資家に対して為替に関する情報を発信しており、人気を博している。
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