2023年1月20日
【ドル/円】:戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ドル/円は直近の日足が、実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。トレンドは弱いままですが、下値抵抗も守っており、128.00以下の売りも慎重に。但し、127円割れを見た場合は、新たな下落リスクが生じます。短期トレンドは130.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、131.50超えで終えれば“ドル強気”に変化して上値余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは1日様子見か127.60-70の押し目があれば軽く買い狙い。損切りは126.90で撤退です。ドル売りは129.20-30の戻り待ちとします。損切りは130.10で撤退です。 日足の上値抵抗は129.20-30,130.00-10,131.30-40に、下値抵抗は128.00-10,127.60-70,127.00-10,126.20-30にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線で終えています。前日とは逆に下値トライに失敗した形となったことから140円超えをトライする可能性に繋げていますが、短期トレンドが弱いので戻り売り方針継続とします。買いは様子見か、138.00-10まで引きつけて。損切りは137.70で浅めに撤退です。売りは139.70-80で戻り売り。損切りは140.20で浅めに一旦撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、142.50超えで終えるか143.00-10の抵抗をクリアするまでは下値リスクを残します。上値抵抗は139.70-80,140.20-30,140.60-70に、下値抵抗は138.60-70,138.00-10,136.90-00にあります。全て下抜けた場合は新たな下落リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小陽線で終え、上値トライの可能性に繋げています。上昇余力の強いものではないので急伸にも繋がり難いと見ますが、日足の形状が安定しているので、押し目買い方針継続とします。買いは1.0790-00で押し目買い。損切りは1.0750で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0860-70,1.0890-00,1.0930-40に、下値抵抗は1.0790-00,1.0760-70,1.0710-20にあります。短期トレンドは1.0650割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。