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FX/為替「円ネットショート減少」【今週のIMMポジション】2023/1/4

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート減少】
12月27日時点で円のポジションは、ドルに対して3.8万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から0.3万枚減少。
期間中のドル/円相場は、日銀がYCCの金利上限を拡大したことから上値が重かったものの133円台半ばへと強含んだ。
持ち高をいくぶん減らす動きは見られたものの、年末の接近で様子見の投資家も多かったようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
12月27日時点でユーロのポジションは、ドルに対して14.6万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが積み増され、ショートが取り崩されたことから、ネットロングは前週から0.4万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は1.05から1.06ドル台でもみ合う展開となった。
値動きは鈍かったものの、欧州中銀(ECB)が大幅利上げを継続するとの見方などから投機筋のユーロ強気マインドは拡大したようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート増加】
12月27日時点でポンドのポジションは、ドルに対して1.1万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートの積み増し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から0.5万枚増加。
期間中のポンド/ドル相場は、英公的部門借り入れが過去最大に膨らんだことなどから英経済を巡る不透明感が根強く1.19ドル台へと下落した。
そのような中、投機筋のポンド弱気スタンスが強まったと見られる。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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