ドル高基調に加え、メキシコのインフレ鈍化見込みがドル高ペソ安に=メキシコペソ
ドル円が136円台後半まで上昇するなど、ドル高基調が全般に強まる中、対中南米通貨でもドル高が広がった。ブラジルの政治リスクを警戒した動きや、今週のブラジル中銀金融政策会合で金利据え置きが見込まれることなどもドル高中南米通貨安に寄与した。
メキシコペソは8日に発表される11月の同国消費者物価指数(CPI)において、物価の鈍化が顕著に示されるとの思惑がメキシコペソ売りにつながった面がある。ドルペソは東京市場での1ドル=19.30ペソ台での推移から中南米市場に入って19.86ペソ台まで上昇している。その後利益確定の動きなどに少し押されたが19.70台での推移。
ペソ円も一時ペソ安が優勢となり、東京市場の6円95銭前後から6円85銭台を付けたが、その後ドル円が136円台後半まで上昇する中で、6円94銭台まで回復。
MXNJPY 6.928
(配信:みんかぶFx 2022/12/6(火) 7:13)
北京での規制緩和など受けて、オフショア人民元買い=中国人民元
中国では首都北京で新型コロナの規制緩和が発表され、公共スペースへの入場に際して、検査が不要となった。オフィス、カラオケ、スーパーマーケットなどが含まれている。また、明日にも中国衛生当局が新しい方針を示すと報じられている。カテゴリーの引き下げがあると期待されている。
こうした動きを受けて、人民元買いの動き。中国市場オープンを目前にオフショア人民元が買われており、ドルオフショア人民元は朝の6.97台後半から6.9505前後までドル安元高となっている。
USDCNH 6.9552
(配信:みんかぶFx 2022/12/6(火) 10:25)
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