この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル円、波乱含み?物価指標の前菜-米国11月卸売物価指数(PPI)-2022年12月09日発表
動画要旨
米国11月卸売物価指数(PPI)
12月9日、22時30分に米国の11月卸売物価指数、PPIが発表されます。
米労働省が発表する指標で、国内生産者が販売する商品やサービスの価格の変動を示すものです。物価変動に対し、消費者物価指数よりも早く反応するため、物価の先行指標として知られています。
また、FRBの利上げペース鈍化観測を巡っては、物価の頭打ち傾向が持続するかどうかが鍵であるため、卸売物価の動向に市場は注目しています。
米国11月卸売物価指数(PPI)を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、10月は前年比で8.0%の伸びにとどまり、9月の8.4%から鈍化しました。10月の伸びは2021年7月来の最小の伸びです。
サービス価格が約2年ぶりに下落したほか、サプライチェーンの目詰まり解消が進んでいることで、生産者レベルでの価格上昇圧力は緩和しつつあるようです。
2つ目は、サービス価格は全体に頭打ち傾向ながらも、入院患者診療、宿泊費、航空運賃など、より消費者に近い部分では価格が低下しづらい状況もうかがえます。
3つ目は、ディーゼル燃料、家庭用天然ガス、家庭用暖房油が上昇し、エネルギー価格が持ち直し傾向である点も気になります。今後、本格化する暖房需要が、PPIの低下を鈍らせるかもしれません。
結果とドル/円の反応
米国11月卸売物価指数(PPI)
TEAMハロンズとしては、需要鈍化の流れの中で、足もとのインフレ鈍化が続くとの思いから、③をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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