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FX/為替「円ネットショート減少」【今週のIMMポジション】2022/11/21

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート減少

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート減少】
11月15日時点で円のポジションは、ドルに対して6.6万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から0.9万枚減少。
期間中のドル/円相場は、米10月消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことをきっかけに米連邦準備制度理事会(FRB)が12月の会合で利上げペースを緩めるとの観測が強まり、約2カ月半ぶりに一時137円台へと下落した。
投機筋の円売り解消の動きがドル/円の下落に拍車をかけた可能性が高そうだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
11月15時点でユーロのポジションは、ドルに対して11.3枚の買い越し(ネットロング)。
ロングの積み増し度合いが大きかったことから、ネットロングは前週から0.5万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、約4カ月半ぶりに1.0480ドル前後まで上昇した。
米10月CPIの鈍化をきっかけにドルが調整する中、相対的にユーロの先高観が強まったようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート減少】
11月15日時点でポンドのポジションは、ドルに対して3.3万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から0.7万枚の減少。
期間中のポンド/ドル相場は、英10月失業率が低水準にとどまったことから1.2029ドル前後まで上昇。
英国の景気後退懸念が和らいだことから投機筋はポンド売りポジションの一部を手仕舞ったようだ。ドルの先高観が薄れたこともポンド売りの手仕舞いを誘ったと考えられる。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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