今日の豪ドル/円見通し「アメリカの中間選挙後の株価動向に注目!ねじれ議会発生で豪ドル/円は買われる?」2022/11/9

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は続落。「ゼロ・コロナ政策を維持する」中国で、再び新型コロナの感染者数が増加傾向にあることが原油の需要減退懸念に繋がった。一時1バレル=88ドル台まで下落(11月8日)。

・11月1日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を2.85%とした。

・10月26日に豪統計局は7-9月期四半期消費者物価指数(CPI)と9月の月次CPIを発表。7-9月期CPIは前年比+7.3%(予想:+7.0%)、9月CPIも+7.3%(予想:+7.1%)とそれぞれ上振れとなった。7-9月期CPIのトリム平均は+6.1%となり、同項目の公表が開始された2003年以降で最大の伸びとなった。

・9月分の豪雇用者数は900人増と予想の2.5万人増を大きく下回る。失業率は3.5%、労働参加率は66.6%と前月から横ばいとなった(10月20日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調さを維持している(8月17日)。次回は11月16日発表予定。

今日のメインシナリオ

アメリカの中間選挙後の株価動向に注目!ねじれ議会発生で豪ドル/円は買われる?

本日、豪州の経済指標の発表はない。豪州と交易関係の強い中国では10月CPIが発表される。中国では欧米ほどインフレ率が高まっておらず、9月は前年比+2.8%だった。中国人民銀行の目標は通年で+3%前後となり、今年は1-9月の平均で見ても2%のため、10月CPIの結果が3%を多少超えても「通年は目標の範囲内」となる。ただ、市場予想は+2.4%(前月から低下)となっている。そのため予想外に強すぎる結果が出ると、驚きとともにインフレ急伸への警戒感が強まりリスクオフの動きとなる可能性はある。

注目の米中間選挙は、現在投開票が進められている。日本時間昼前には大勢が判明しそうだ。
①これまでの経験則として、米中間選挙後には株価が上昇しやすいこと
②共和党が下院の過半数(上下院両方の可能性も)を握った場合はねじれ議会となり民主党が掲げる増税政策の実現が難しくなること
こういったことから、米国株を中心に株価が上昇すればリスクマインドに敏感な豪ドルは買われることとなりそうだ。

個別の想定シナリオ

■米中間選挙でねじれ議会(共和党が過半数獲得)発生
⇒バイデン政権が掲げる企業への増税策などの実現が難しくなる
⇒米企業にとってはポジティブ要因
⇒米国株が上昇
⇒豪ドルはリスクマインドに敏感
⇒豪ドル/円は上昇

チャート分析

今後の注目材料

10:30 中国10月CPI
米中間選挙
米国株を中心とした株価動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに雨。7時に豪ドル/円のMACDで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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