この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル/円、反発の準備!減速も楽観的な線-米国10月非農業部門雇用者数
動画要旨
【米国10月非農業部門雇用者数】
11月4日、21時30分に米国の10月非農業部門雇用者数(NFP)が発表されます。2日のFOMCで、利上げペース鈍化と金利の最高到達点引き上げの方向性が示唆され、引き締めは長期戦の様相と共に、見通しが難しくなってきました。4日の雇用統計の結果が、利上げペース鈍化をより強く意識させるのか、それとも、最高到達点の引き上げを強く意識させるのか注目されます。
【米国10月非農業部門雇用者数を見る上でのポイントは3つ】
1つ目は、消費活動がモノからサービスへ移り、製造業の雇用指数は一服し始めている一方、サービス業は堅調で、9月ISM非製造業景気指数の雇用指数は8月の50.2から53.0へ上昇しています。
2つ目は、NFPについても、コロナ前の2019年の製造業の新規雇用者平均が7.9万人で、今年は6.0万人へ低下しているのに対し、サービス業は15.6万人から35.9万人へ拡大しています。雇用市場は、利上げによる需要鈍化から低下基調が意識されながらも、そのもっとも楽観的なラインを辿っていると言えそうです。
3つ目は、求人件数が減少傾向にあること、また、チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社が毎月発表するチャレンジャー人員削減数や、失業保険継続受給者数が上昇し始めるなど、労働市場の需給の緩みも懸念されます。
何れにしても、サービス業の好不調が全体の結果を左右することになるでしょう。
【結果とドル/円の反応】
米国10月非農業部門雇用者数
TEAMハロンズとしては、金利引き上げの影響で企業側が採用人数を絞っているものの、サービス分野の好調さから、②をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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