この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を３分でわかりやすく解説する番組です。
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1㌦150円の誘導路上 期待先行の感も－米国10月フィリー連銀製造業景気指数（フィリー）
動画要旨
【米国10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数】
10月20、21時30分に米国で10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表されます。この指標は、米国フィラデルフィア地区の250の製造業の景況感をはかる指標で、ゼロが景気の拡大・縮小の分かれ目となっています。13日に発表されたNY連銀製造業景気指数のフィラデルフィア版で、地域による差はありますが、トレンドはNY連銀の指数と同傾向を示すなど、米製造業のトレンドを見る上で重視される指標です。一般的にフィリーなどとも呼ばれます。
【米国10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数を見る上でのポイントは4つ】
1つ目は、製造業は鈍化。赤色のラインで対象項目に線を引きましたが、新規受注や出荷が鈍化して-9.9へ低下しました。ただ、将来的な動向を表す6カ月予想は、新規受注や出荷に対しては前向きで、それほど悲観的な結果でもなさそうです。
2つ目は、インフレ傾向は緩和。緑色の線を引いた支払価格や受取価格は低下し、モノへの物価圧力は和らぎつつあるようです。6カ月先についても小幅に低下しています。
3つ目は、雇用環境は軟化。青色の線を引いた部分です。従業員数はプラスサイドでしたが、8月から大きく減少しました。もっとも、先行きについては悪化が一服しており、見通しに対しては前向きです。
4つ目は、調査対象企業の56％が7-9月期は4-6月期よりも生産が拡大したと答えており、製造業の鈍化は一服しつつあることを示唆しました。
【結果とドル/円の反応】
米国10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数数
TEAMハロンズとしては、ガソリン価格の落ち着き、生産改善など景況感悪化は一服しそうですが、グローバル経済の鈍化懸念で持ち直しも緩やかとの思から、③をメインシナリオと考えています。
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本日のYoutube配信URL（21:00開始)
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」（動画）、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X（Twitter）アカウントTEAMハロンズ（＠TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21：00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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