2022年9月15日
【ドル/円】：下値抵抗を守った状態。押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ドル/円は直近の日足が値幅のやや大きい陰線引けとなり、前日の大陽線の値幅内に食い込んだ形で終えています。下値リスクが高いものですが、現状は下値を切り上げる流れを維持しており、突っ込み売りにも注意が必要です。一方で、145円超えトライに失敗した流れにあり、144.50-60に強い上値抵抗が出来ています。これをしっかり上抜けて終えるか、145.00-10の抵抗をクリアしない限り、上値余地も拡がり難くなっています。 短期トレンドは142.50割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、141.50以下で終えない限り、調整下げの範囲内となります。また145.00-10の抵抗をクリアした場合は146円方向への一段のドル上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは142.50-60で軽く買って142.40で浅めに撤退するか、141.80-90まで引きつけて。損切りは141.40で撤退です。トレンドの変化が認められないので売りは様子見か144.50-60まで引きつけて。損切りは145.10で撤退です。 日足の上値抵抗は143.90-144.10，144.50-60，145.00-10に、下値抵抗は142.50-60，141.80-90にあります。
【ユーロ/円】：下値リスクが点灯中。
ユーロ/円は続落しており、日足の形状が悪化しています。141.70-80に日足の抵抗がありますが、141.70以下で終えた場合は、短期トレンドが変化して、140円割れトライの動きが強まり易くなります。買いは損切りが付いたので様子見です。売りは144.00-10の戻り待ちとします。損切りは下値リスクが後退する144.60で撤退です。上値抵抗は143.10-20，143.60-70，144.10-20に、下値抵抗は142.30-40，141.70-80，141.10-20にあります。短期トレンドは“ニュートラル”な状態に戻していますが144.60超えで終えれば“ユーロ強気”に変化します。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる展開。
ユーロ/ドルは値幅も実体も小さい陽線で続落を食い止めていますが、反発余力の乏しいものです。下値抵抗も守っていますが、0.9950以下で終えた場合は、下値リスクがやや高くなり、0.98台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。買いは様子見か0.9950-60で軽く買って0.9940で撤退です。売りは1.0040-50の戻り待ちとします。損切りは1.0070で浅めに撤退です。上値抵抗は1.0010-20，1.0040-50，1.0080-90に、下値抵抗は0.9950-60，0.9900-10，0.9860-70にあります。0.9800を割り込んで終えた場合は一段の下落リスクが点灯します。1.0200超えで終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。
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