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FX/為替予想「ポンド/円は上値模索の展開。経済指標の結果次第では6月ぶりの167円台へ」短期トレード 即効チャージ!ポンド 2022/9/12

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 

目次 

今日のポンド トレードシナリオ

ここまでの相場

・英4-6月期国内総生産(GDP、速報値)は前期比-0.1%とマイナス成長となった。同時に発表された英6月月次GDPも前月比-0.6%と2カ月ぶりのマイナス成長(8月12日)。7月分の月次GDPは本日9月12日発表

・英8月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、確報値)はそれぞれ、47.3、50.9と前月(52.1、52.6)から低下。特に製造業は2020年5月以来の低水準となった(9月5日)。

・英7月小売売上高(除自動車燃料)は前月比+0.4%と予想の-0.3%を上回る(前月は+0.4%→+0.2%へ下方修正)(8月19日)。8月分は9月16日発表。

英7月消費者物価指数(CPI)は前年比+10.1%(予想+9.8%)と前回の6月分(+9.4%)からインフレは更に進んだ。1982年2月以降、初めてインフレ率が二桁を記録した(8月17日)。8月分は9月14日発表。

英4-6月失業率(ILO方式)は3.8%と前回(3.8%)から変わらず。賃金上昇率は+4.7%と堅調な伸びを継続(8月16日)。5-7月分は9月13日発表。

・8月4日にイングランド中銀(BOE)は0.50%の利上げを実施し、政策金利を1.75%とした。金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中1人が0.25%の利上げ支持。次回会合は9月15日から22日へ延期。

今日のメインシナリオ

ポンド/円は上値模索の展開。経済指標の結果次第では6月ぶりの167円台へ

今週、最注目だったMPCはエリザベス女王の逝去に伴い国を挙げて喪に服すため、15日から1週間延期となり22日に変更となった。
本日英国では7月月次GDPや7月鉱工業生産、7月製造業生産などの発表が予定されている。市場予想では、どの指標もプラス予想となっている。指標の結果が予想を上回る内容となれば、22日のMPCで0.75%利上げの可能性が浮上しポンドは買われることになりそうだ。

なお、ポンド/円チャート(日足)を確認すると6月下旬以降、166円台前半で上値が重く反落する展開が続いている。166.50円付近を終値ベースで上抜けるまではポンド/円は伸び悩みそうだ。先週は160円台から166円台まで上伸と勢いのある値動きとなっており、現在も166円前後で上値を模索していることからポンド/円買いは継続となり167円到達の可能性も考えられる。

個別の想定シナリオ

経済指標が予想を上回る結果
⇒22日のMPCで0.75%利上げの可能性
⇒ポンドは買われる
⇒ポンド/円が買われる

チャート分析

注目材料

15:00 7月月次GDP、鉱工業生産、製造業生産

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は晴れ、ポンド/米ドルは雨。10時にポンド/円のRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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