FX/為替予想「豪ドル/円は上値が重い?中国のインフレが強まれば豪ドル売り材料に」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/9/9

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は反発。米国の雇用関連の経済指標の好結果を受けて需要増への期待から買われ、一時1バレル=84ドル台まで上昇した(9月8日)。

・9月6日のRBA理事会で政策金利は市場予想通り0.50%の利上げが発表された。政策金利を2.35%とした。声明内容に大きな変更はなく、次回以降も大幅利上げの可能性は残した。

・7月分の豪雇用者数は4.09万人減と予想の2.5万人増を大幅に下回る。失業率は3.4%まで低下、労働参加率は66.4%(前月66.8%)へ低下した(8月18日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調さを維持している(8月17日)。

・7月27日発表の豪2022年4-6月期消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円は上値が重い?中国のインフレが強まれば豪ドル売り材料に

昨日、ロウRBA総裁が講演で「政策金利の上昇につれて利上げペースを緩める根拠が強まる」と語ったことが大幅利上げ終了の可能性を示唆と材料視され、豪ドルが売られる要因となった。ただし、どこまで利上げするのかなどは明言しておらず、「利上げのペースや利上げ幅はデータ次第」と従来からのRBAの見解を述べるにとどまっている。利上げサイクルの終わりを意識し始めたことで、市場関係者には若干ハト派的と映ったがこれまでと姿勢は変わっていないため、講演の内容がこれ以上意識されることはなさそうだ。
本日は中国8月CPIと8月卸売物価指数(PPI)が発表される。中国人民銀行は8月22日に景気回復への対策として利下げを行った。中国の7月CPIは前年比+2.7%と中国人民銀行の目標とする+3%前後に近付いていた。8月のCPIは+2.8%予想となっているが、予想を大幅に上回り+3%台という結果となると物価高が中国経済に与える悪影響が意識され、中国と交易関係が強い豪ドルにはネガティブ要因となりそうだ。

個別の想定シナリオ

■中国の経済指標が予想を大きく上回る
⇒物価高が中国経済に悪影響を与える懸念が強まる
⇒豪州は中国との交易関係が強い
⇒豪ドル/円は売られる

チャート分析

今後の注目材料

10:30 中国8月CPI、PPI

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに晴れ。夜中の3時に豪ドル/円の移動平均、豪ドル/米ドルの移動平均とMACDで買いシグナル点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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