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FX/為替「円ネットショート小幅に増加」【今週のIMMポジション】2022/9/5

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート小幅に増加

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットショート小幅に増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート小幅に増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート小幅に増加】
8月30日時点で円のポジションは、ドルに対して4.2万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが取り崩されたことから、ネットショートは前週から0.3万枚増加。
期間中のドル/円相場は、米2年債利回りが15年ぶりの水準へ上昇したことなどから139円台へと上昇する展開。
月末を前に、投機筋の一部が損失確定の円売り戻しに動いた可能性がある。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットショート小幅に増加】
8月30日時点でユーロのポジションは、ドルに対して4.8万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング、ショートともに取り崩されたが、ロングの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から0.4万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、欧州中央銀行(ECB)が来月の定例理事会で通常の3倍に当たる75bp(0.75%ポイント)の利上げについて議論したい意向を示しているとの報道により1.00ドル台を回復する場面があった。
そのような相場展開の中、投機筋の動きはポジション調整が主流だったと見られるが、買い手の戻り売り志向がやや強かったようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート小幅に増加】
8月30日時点でポンドのポジションは、ドルに対して2.9万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが僅かに増加したことでネットショートは前週から0.1万枚の小幅増となった。
期間中のポンド/ドル相場は、約1年半ぶりに1.16ドル台へと下落した。
記録的なインフレによる英国景気の後退懸念が投機筋の間でも広がりつつあるようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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