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FX/為替予想「注目の米雇用統計!結果が悪ければポンド/円は上昇?」短期トレード 即効チャージ!ポンド 2022/9/2

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、相場情報発信中!

目次 

今日のポンド トレードシナリオ

ここまでの相場

・英8月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)はそれぞれ、46.0、52.5と前月(52.1、52.6)からは低下。特に製造業は2020年5月以来の低水準となった(8月23日)。

・英7月小売売上高(除自動車燃料)は前月比+0.4%と予想の-0.3%を上回る(前月は+0.4%→+0.2%へ下方修正)(8月19日)。

英7月消費者物価指数(CPI)は前年比+10.1%(予想+9.8%)と前回の6月分(+9.4%)からインフレは更に進んだ。1982年2月以降、初めてインフレ率が二桁を記録した(8月17日)。

英4-6月失業率(ILO方式)は3.8%と前回(3.8%)から変わらず。賃金上昇率は+4.7%と堅調な伸びを継続(8月16日)。

・英4-6月期国内総生産(GDP、速報値)は前期比-0.1%とマイナス成長となった。同時に発表された英6月月次GDPも前月比-0.6%と2カ月ぶりのマイナス成長(8月12日)。

・8月4日にイングランド中銀(BOE)は0.50%の利上げを実施し、政策金利を1.75%とした。金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中1人が0.25%の利上げ支持

今日のメインシナリオ

注目の米雇用統計!結果が悪ければポンド/円は上昇?

本日は市場が注目する米8月雇用統計が発表される。結果が著しく悪化していた場合は、9月25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅が0.75%ではなく0.50%になるとの思惑が強まり米ドル売りが強まることとなりそうだ。その場合ポンドは、対米ドルでは買い、対円でも金融政策の差が意識されて買われることとなりそうだ。
ポンドの懸念点は、与党保守党の新党首を決める決選投票が本日締め切られて、週明けの5日に結果が発表されること。世論調査ではトラス現外相が優勢となっているが、同氏の掲げる政策には疑問点も多いことがポンドの上値を抑える可能性が考えられる。
注目はポンド/米ドル。現在1ポンド=1.15ドル付近で推移しているが、ここより下の水準を見ると2020年3月20日安値の1.1408ドル前後となる。この水準を下抜けてしまうと次の目安は1985年2月に記録した1.05ドル付近となる。ポンド売りが強まった場合には要注意だ。

個別の想定シナリオ

■米8月雇用統計が予想を大幅に下回る
⇒米国の経済減速懸念が浮上
⇒FRBの利上げ幅が縮まるとの観測が強まる
⇒ポンド/米ドルでポンドが買われる
⇒ポンド/円は上昇

チャート分析

注目材料

米8月雇用統計
ポンド/米ドルの動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は曇り空に太陽が覗き、ポンド/米ドルは晴れ。16時にポンド/円のストキャスティクスで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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