FX/為替予想「ポンド/円は下落?パウエル議長の講演後は英景気減速懸念再燃?」短期トレード 即効チャージ!ポンド 2022/8/26

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次 

今日のポンド トレードシナリオ

ここまでの相場

・英8月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)はそれぞれ、46.0、52.5と前月(52.1、52.6)からは低下。特に製造業は2020年5月以来の低水準となった(8月23日)。

・英7月小売売上高(除自動車燃料)は前月比+0.4%と予想の-0.3%を上回る(前月は+0.4%→+0.2%へ下方修正)(8月19日)。

英7月消費者物価指数(CPI)は前年比+10.1%(予想+9.8%)と前回の6月分(+9.4%)からインフレは更に進んだ。1982年2月以降、初めてインフレ率が二桁を記録した(8月17日)。

英4-6月失業率(ILO方式)は3.8%と前回(3.8%)から変わらず。賃金上昇率は+4.7%と堅調な伸びを継続(8月16日)。

・英4-6月期国内総生産(GDP、速報値)は前期比-0.1%とマイナス成長となった。同時に発表された英6月月次GDPも前月比-0.6%と2カ月ぶりのマイナス成長(8月12日)。

・8月4日にイングランド中銀(BOE)は0.50%の利上げを実施し、政策金利を1.75%とした。金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中1人が0.25%の利上げ支持

今日のメインシナリオ

ポンド/円は下落?パウエル議長の講演後は英景気減速懸念再燃?

市場の注目は本日23時に予定されている、ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に集まっている。昨日も複数のFRB高官がタカ派的な発言をしていることから、パウエルFRB議長もタカ派的な発言となることが予想されている。市場ではパウエルFRB議長のタカ派化を織り込んでいるため、想定以上にタカ派度合いが強まっていない限りは、講演後は材料出尽くしとなり、一旦は米ドルは売られると予想している。

米ドル売り一巡後は、
ポンドは英国の経済減速懸念が根強いため、対米ドルでは売られやすい
②米ドル/円は米長期金利動向次第となるが、米長期金利の上昇に一服感があるため、米ドル/円の上値は限定的な可能性がある
これらのことから、ポンド/円は下落する可能性が高いとみている。

個別の想定シナリオ

■パウエルFRB議長の発言が想定内のタカ派度合い
⇒材料出尽くしで一旦米ドル売り
⇒英国は経済減速懸念が根強い
⇒ポンド/米ドルは売られやすい
⇒ポンド/円の上値は限定的

チャート分析

注目材料

21:30 米7月個人消費支出(PCEデフレーター)
23:00 パウエルFRB議長、ジャクソンホールにて講演

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は晴れ、ポンド/米ドルは雨。14時にポンド/米ドルのMACDで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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