FX/為替予想「インフレ加速で英消費は低下予想。ポンド/円は上値が重い?」短期トレード 即効チャージ!ポンド 2022/8/19

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次 

今日のポンド トレードシナリオ

ここまでの相場

本日8月19日 15:00 英7月小売売上高発表!
・英6月小売売上高(除自動車燃料)は前月比+0.4%(前月は-0.7%→-1.0%へ下方修正)(7月22日)。7月分の市場予想(含自動車燃料、前月比)は-0.2%。

英7月消費者物価指数(CPI)は前年比+10.1%(予想+9.8%)と前回の6月分(+9.4%)からインフレは更に進んだ。1982年2月以降、初めてインフレ率が二桁を記録した(8月17日)。

英4-6月失業率(ILO方式)は3.8%と前回(3.8%)から変わらず。賃金上昇率は+4.7%と堅調な伸びを継続(8月16日)。

・英4-6月期国内総生産(GDP、速報値)は前期比-0.1%とマイナス成長となった。同時に発表された英6月月次GDPも前月比-0.6%と2カ月ぶりのマイナス成長(8月12日)。

・8月4日にイングランド中銀(BOE)は0.50%の利上げを実施し、政策金利を1.75%とした。金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中1人が0.25%の利上げ支持

・英7月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、確報値)はそれぞれ、52.1、52.6と前月(52.8、54.3)からは低下(8月3日)。

今日のメインシナリオ

インフレ加速で英消費は低下予想。ポンド/円は上値が重い?

本日は英7月小売売上高が発表される。8月17日に発表された英7月CPIは前年比+10.1%(前月:+9.4%)とインフレは更に加速した。これに対して賃金は5.1%しか上昇していないことから、小売売上高は低調な結果となることが予想されている。4-6月期のGDPが前期比マイナスとなるなど、英国経済への減速懸念は根強い。そのため、小売売上高の結果がプラスとなるポジティブサプライズだったとしても、ポンドの買いは短期的になりそうだ。むしろ、予想を下回っていた場合の方が強く反応しそうだ。

個別の想定シナリオ

■英7月小売売上高が予想を下回る
⇒英経済減速懸念再燃
⇒インフレが加速しているため、BOEは利上げペースを緩められない
⇒高金利が英経済に悪影響を与える懸念
⇒ポンド/円は売られる

チャート分析

注目材料

15:00 英国 7月小売売上高

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は曇り空に太陽が覗き、ポンド/米ドルは晴れ。11時にポンド/米ドルのボリンジャーバンドとRSIで買いシグナルが点灯。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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