2022年8月12日
【ドル/円】:反発余地が限られる可能性に注意。
ドル/円は実体が小さく下ヒゲの長い陽線で続落を食い止めています。下値トライに失敗した反動で上値トライの動きが期待できますが、前日の大陰線の影響を受けた状態にあるので、反発余地が限られ易く、下値リスクにより警戒が必要です。 ドル買いは損切りが付いたので様子見です。ドル売りは133.30-40で戻り売り。損切りは134.10で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻して、135.00-10にある強い抵抗をトライする動きが強まり易くなりますが、137.50超えで終えるまでは“ドル強気”に変化しません。逆に131.50以下で終えた場合は来週も下値トライの動きが継続します。 日足の上値抵抗は133.40-50,133.90-00,135.00-10に、下値抵抗は132.00-10,131.60-70,130.50-60にあります。
【ユーロ/円】:上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ユーロ/円は小陽線で続落を食い止めています。上値トライの可能性に繋げており、短期トレンドの変化も認められませんが、8/2に付けた133.40を直近安値として下値を切り上げて来たサポートラインを前日の陰線が下抜けた位置で終えており、日足の形状が悪化しています。反発余地が限られる可能性に注意が必要です。また、136.00以下で終えた場合は“弱気”に変化して下値余地が拡がり易くなります。買いは136.50-60まで引きつけて。損切りは135.90で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は137.40-50,138.00-10,138.50-60に、下値抵抗は136.80-90,136.50-60,136.00-10にあります。
【ユーロ/ドル】:上値トライの動きが継続。
ユーロ/ドルは小幅続伸となり、上値トライの可能性に繋げています。1.04台に乗せて終えれば、日足、週足ともに形状が改善して、上値余地がさらに拡がり易くなります。買いは1.0290-00で押し目買い。損切りは1.0230で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0360-70,1.0400-10に、下値抵抗は1.0290-00,1.0260-70,1.0240-50にあります。短期トレンドは1.0150以下で終えない限り、“ユーロやや強気”の状態を維持します。
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