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ドル/円:ドル下げ渋り。128.50超えで下値リスクが後退。126円割れで一段のドル下落へ。

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ドル/円:ドル下げ渋り。128.50超えで下値リスクが後退。126円割れで一段のドル下落へ。

日足は十文字の寄せ線が2手連続しており、上下の抵抗を攻めきれずに寄り付き水準に戻して終えている。上値を切り下げる流れには変化が認められないものの、126円台前半の下値抵抗を攻めきれない状態が続いており、下値も若干切り上げ始めている。短期トレンドは“ドルやや弱気”の状態にあるが、調整的なドル下げの範囲内にあるので、反発に転ずる可能性にもそろそろ注意したい。日足の上値抵抗が127.60-70,128.40-50に、下値抵抗は126.80-90,126.00-10,125.40-50,125.00-10にある。128.50超えに値を戻せば短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが後退する。この場合は129円超えトライの動きが強まり易くなるが、130.80超えで終えるまでは“強気”の流れに乗せられないため、上下動を繰り返す可能性が高い。逆に、126.00-10の日足の抵抗を下抜けて終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなる。この場合でも調整下げに留まるなら124.50~125.00を大きく下抜けない可能性が高い。21日移動平均線は128.89に位置しており、下値リスクがまだ高い状態にあるが、120日、200日線は119.93と116.88に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。 一方週足を見ると、3週連続陰線引けとなり上値を切り下げる流れに変わりないが、直近の陰線が下げ余力の強いものではないことや、調整下げの範囲内に留まっており、反転、上昇に転ずる可能性にも注意する必要がある。但し、上値トライの流れに変化した場合でも130.00-10,130.80-90に週足の抵抗があり、これを上抜けて越週するまでは上値余地も拡がり難い。逆に126.30以下で越週した場合は、下値余地がもう一段拡がり易くなり、124.60~125.00ゾーンの抵抗をトライする動きが強まり易くなる。調整下げに留まるなら押しはこれを大きく下抜けない可能性が高い。今週の週足ベースで見た上値抵抗は127.90-00,128.50-60,129.40-50,130.00-10に、下値抵抗は126.40-50,125.00-10,124.40-50にある。31週、62週移動平均線は118.62と114.39にあり、中期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 今週の戦略は、ドル買いは126.80-90で押し目買い。損切りは126.30で撤退。ドル売りは127.90-00の戻り待ち。損切りは短期トレンドが変化する128.60で撤退としたい。 上値は127.60-70にやや強い抵抗が出来ているが、これを上抜けて終えた場合は128.00-10,128.20-30,128.50-60の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。全てクリアした場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して上値トライの動きが強まり易くなる。この場合でも128.90-00,129.40-50,130.00-10,130.50-60に強い抵抗があり、上下動を繰り返す可能性が高い。但し、130.80-90の抵抗を上抜けて終えた場合は“ドル強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなる。下値は、126.80-90にやや強い抵抗が出来ているが、これを下抜けた場合は126.60-70,126.30-40,126.00-10にある抵抗をトライする動きへ。さらに126円を割り込んで終えた場合は125.40-50,125.00±10銭、124.40~124.60の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。調整下げに留まるなら押しは深い場合でもこの辺りが限度となろう。

ドル/円【日足】期間:2021/09/23~2022/05/27(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2019/04/12~2022/05/27(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:一方向へ抜け出す可能性。137.00超えで終えれば一段の上昇へ。134.50割れで終えた場合は“弱気”に変化して一段の下落へ。

直近の日足は寄せ線で終えている。136.50-60の上値抵抗を実体ベースで上抜けられずに押し戻されているが、下値を切り上げる流れを維持しており、今週も上値余地を探る動きが継続しよう。現状は4/21に付けた140.00を基点として上値を切り下げる流れから実体ベースで上抜けきれていないが、136.50超えで終えればこのレジスタンスラインを上抜けて上値余地が拡がり易くなる。さらに137円超えで終えれば“ダマシ”の可能性が低くなり一段の上昇に繋がり易くなる。一方下値は、5/12に付けた132.66を基点として下値を切り上げる流れにある。この短期的なサポートラインの下値抵抗が135.30-40にあるが、これを割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなる。値動きの収縮が認められることから、一方向へ動き出す可能性が高く、動き出した流れに付いて行く方針で。現状は上方向へ抜け出す可能性が高い状態だが、135円台を維持出来ずに終えた場合は下値リスクが点灯、134.50割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。日足の上値抵抗は136.50-60,137.00-10,138.10-20,139.40-50に、下値抵抗は135.30-40,134.50-60,132.50-60にある。21日移動平均線は136.17にあり、若干上抜けているが“ダマシ”となる可能性がある。しかし、120日、200日線は132.33と131.40にあり、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。 一方週足は、2週連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げているが、4月に付けた140.00を基点として上値を切り下げる流れからも上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態にある。このレジスタンスラインの週足の抵抗は136.80-90にあるが、137.00超えで越週した場合は、下値リスクが後退して上値余地が拡がり易くなる。逆に週足の下値抵抗が135.40-50にあるが、これを割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、134.00割れで越週した場合は下落余地がさらに拡がり易くなる。但し、この場合でも132.30-40,131.00-10に中期的な下値抵抗が控えており、131円を割り込んで越週しない限り、中期トレンドは大きく変化しない。今週の週足ベースで見た上値抵抗は前述の136.80-90と137.60-70,139.00-10に、下値抵抗135.40-50,134.60-70,134.00-10にある。31週、62週移動平均線は131.71と131.25に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ユーロ買いは135.30-40まで引きつけて。損切りは134.80で撤退。日足が134.50割れで終えた場合は短期戦略をユーロの戻り売り方針に転換。ユーロ売りは様子見か137.20に浅い損切りを置くなら136.80-90で軽く試し売り程度に。これが付いた場合は押し目買い方針に転換。 上値は、136.50-60,136.80-90に強い抵抗があるが、137.00超えで終えれば揉み合いを上抜けて137.30-40,137.70-80,138.00-10,138.50-60,139.20-30にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、135.90-00に軽い抵抗が、135.30-40に強い抵抗があるが、これを下抜けた位置で終えた場合は下値リスクがやや高くなる。135.00-10,134.50-60の抵抗を全て下抜けて終えた場合や、値動きの中で134円割れを見た場合は、短期トレンドが変化して、下落余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ強い状態にあることから、131円を割り込んで越週するか、130円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。 (川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/11/09~2022/05/27(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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