2022年5月30日
【ドル/円】:下げ渋り。小反発の可能性。
ドル/円は直近の日足が値幅の小さい寄せ線で終え、寄り付き水準に値を戻して引けています。上値を切り下げる流れには変化が認められませんが、下値を攻めきれずに下げ渋りとなっており、上値トライに失敗しないと下値余地も広がり難くなっています。 短期トレンドは128.50超えに値を戻せば下値リスクが後退して上値トライの動きが強まり易くなりますが、130.80-90の抵抗を実体ベースで上抜けて来るまでは急伸にも繋がり難いでしょう。また126.00-10に日足の抵抗がありますが、下抜けて終えた場合はもう一段下値余地が拡がり易くなります。 ドル買いは126.80-90で押し目買い。損切りは126.30で撤退です。売りは127.60-70で売って128.10で一旦撤退するか、127.90-00の戻り待ちとします。この場合の損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す128.60で撤退です。 日足の上値抵抗は127.60-70,128.00-10,128.40-50に、下値抵抗は126.80-90,126.30-40,126.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。
ユーロ/円は寄せ線で終え、下値を切り上げる流れを維持しています、136.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けていませんが、4/21に付けた140.00を基点とする短期的なレジスタンスラインを上抜け始めており、上値トライの動きが強まると見られます。但し、135.30以下で終えた場合は“ダマシ”であった可能性が生じます。134.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して、下落余地が拡がり易くなります。逆に137.00超えで終えれば下値リスクが後退して上値トライの動きがさらに強まり易くなります。“ダマシ”の可能性を残しているので買いは1日様子見か135.50-60の押し目待ちとします。損切りは134.90で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は136.60-70,137.00-10,137.70-80に、下値抵抗は135.40-50,135.00-10,134.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは寄せ線に近い形の足で終えています。下値を切り上げる流れを維持していますが、強い上昇エネルギーも感じられないので反落の可能性にも注意が必要です。買いは1日様子見か1.0660-70の押し目待ちとします。損切りは1.0610で撤退です。売りは様子見か1.0840に浅い損切りを置くなら1.0810-20まで引きつけて軽く売り向かい。上値抵抗は1.0760-70,1.0810-20,1.0850-60に、下値抵抗は1.0660-70,1.0620-30,1.0590-00にあります。1.0550を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。
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