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ドル/円:ドル強気を維持。短期的には上値余地も限定的か。129.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は一段のドル上昇へ。127円割れで終えた場合は短期トレンドが変化。

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ドル/円:ドル強気を維持。短期的には上値余地も限定的か。129.60-70の抵抗を上抜けて 終えた場合は一段のドル上昇へ。127円割れで終えた場合は短期トレンドが変化。

直近の日足は十文字の寄せ線に近い形の足で終え、上下の抵抗を抜けられずに寄り付き水準に戻して引けている。下値を急角度で切り上げる流れに変化が認められないが、3手前の大陰線の値幅内(高値129.40)に留まった状態にあり、これを上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い。また、寄せ線は“変化の兆し”ともされることから、下値リスクにもそろそろ警戒する必要がありそうだ。日足が129.30-40、129.60-70の抵抗を全てクリアして終えた場合は、新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇へ。逆に、127.00以下で終えた場合は、3/31に付けた121.28を直近安値として急角度で切り上げて来た短期的なサポートラインから下抜けて、短期トレンドが変化してドルの下落幅拡大に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は128.90-00、129.30-40、129.60-70、131.10-20に、下値抵抗は128.30-40、127.90-00、127.40-50、127.00-10、125.40-50にある。21日、120日、200日移動平均線は、124.88、116.81、114.51にあり、短期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 一方週足を見ると、7週連続陽線引けとなり下値を急角度で切り上げる流れに変わりない。一方で、一相場の期間は7-8週間、長くて9週間の傾向が強い。今週は8週目に突入することから、そろそろ調整的な押しが入ってもおかしくない。また、先週のコメントの通り、一相場の値幅にも到達している。 ご参考までに、先週のコメントの一部を掲載すると、 『このトレンドの基点となるのが3/4に付けた安値114.65で、ここからの一相場を計って見たい。ドル/円の一相場の値幅の傾向は小さいもので5~7円、大相場の場合は11~14円の傾向が強いが、今回のトレンドは非常に強いものであることから、最大で14円、128.65まで見ておく必要がある。』 以上から、114.65+14円=128.65で、先週はこれを上回る上昇に繋がったが、終値はターゲット圏内には収まって越週しており、時間、値ごろともに達成圏内に入って来たとも言える。日足、週足ともに形状の崩れは無く、まだ、強い状態を維持しているため、一段のドル上昇に繋がってもおかしくないが、既に日柄、値ごろから見ても達成圏内に入って来たので、ドル買いは利食いを小まめに入れる戦略で良さそうだ。今週の週足ベースで見た上値抵抗は129.30-40、131.10-20、132.50-60に、下値抵抗は127.50-60、125.00-10、124.60-70にある。31週、62週移動平均線は115.96と112.68に位置しており、中期トレンドをサポート中。  今週の戦略は、ドル買いは127.90-00で押し目買い。損切りは浅い場合で127.40、深い場合は下値リスクが点灯する126.90に置く必要がある。トレンドが強い状態を維持しているので、売りは様子見か129.70に損切りを置くなら129.20-30まで引き付けて軽く試し売り程度に。  上値は、128.80-90に軽い抵抗が、129.10-20、129.30-40、129.60-70に強い抵抗があるが、全て上抜けて終えた場合は、新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇に繋がり易くなる。上値抵抗は130.20-30、130.50-60、131.10-20、131.70-80、132.20-30、132.50-60、133.10-20。下値は、128.00-10、127.70-80にやや強い抵抗があるが、下抜けた場合は、127.50-60、127.20-30、127.00-10にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。127.00割れで終えた場合は、短期トレンドが変化して調整局面入りとなる。この場合は124~125円方向への一段のドル下落へ。下値抵抗は126.30-40、125.40-50、125.00-10、124.60-70、124.00-10。

ドル/円【日足】期間:2021/08/19~2022/04/22(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2019/03/08~2022/04/22(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:“ユーロ強気”を維持。138円割れを見た場合は下値リスクが点灯、136.50以下で 終えた場合は短期トレンドが変化。ユーロ/ドルが1.0750割れも見た場合も下値 リスクが点灯。

直近の日足は実体が小さく下ヒゲやや長い陰線引けとなった。下値トライに失敗した形となったことから、反発余地を探る動きが期待出来るが、139.10-20,139.50-60にやや強い上値抵抗が出来ており、139.60超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い。また、138.30-40に日足の下値抵抗があるが、これを割り込んで終えるか、値動きの中で138.00割れを見た場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。この場合でも136.80~137.00に日足、週足ベースで見た下値抵抗があり、136.50以下で終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い。但し、ユーロが対ドルで“ユーロ弱気”の流れにあり、1.0750割れを見た場合は、新たな下げトレンドに入る可能性が生ずるため、この場合はユーロ/円も下値リスクに注意する必要が生ずる。日足の上値抵抗は139.10-20,139.50-60、141.00-10、142.10-20に、下値抵抗は138.30-40、138.00-10、136.80~137.00にある。136.50以下で終えた場合は一段の下落リスクに要注意。21日、120日、200日移動平均線は、136.25、130.85、130.56に位置しており、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。  一方直近の週足を見ると、値幅の大きい陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げる流れを変えていないが、この陽線の上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗した影響を受けた形となったこと、3/7に付けた124.40の直近安値を基点として7週間が経過していることから、そろそろ短期トレンドが変化してもおかしくない時間帯に入っており、目先の買いも慎重に。週足の下値抵抗が137.00-10にあるが、これを割り込んで越週した場合は、先週付けた140.00で目先天井を確認した可能性が高くなり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。この場合は、新たな上昇トレンド入りした基点である133~134円台の足元を固め直す動きが強まろう。中期トレンドは130円割れで越週しない限り、大きく変化しない。逆に140円台に乗せて越週した場合は、新たな上昇エネルギーを得て144~145円方向への一段の上昇に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は139.50-60、141.00-10、142.30-40に、下値抵抗は138.00-10、136.90-00、135.30-40、134.00-10にある。31週、62週移動平均線は130.82と130.68に位置しており、中期トレンドをサポートしている。  今週の戦略は、ユーロ買いは138.30-40で押し目買い。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す137.90で浅めに撤退。ユーロ売りはトレンドの変化を確認するまで様子見か139.80に浅い損切りを置くなら139.40-50まで引きつけて軽く試し売り程度に。  上値は、138.90-00に軽い抵抗が、139.10-20、139.40~139.60に強い抵抗があるが、上抜けて終えれば上値余地がさらに拡がり易くなり、140.00-10、140.40-50、141.00-10、141.70-80、142.10-20、143.00-10にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、138.30-40、138.00-10に強い抵抗があるが、全て下抜けた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、下値リスクがやや高くなる。さらに、136.50以下で終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して、下値余地がさらに拡がり易くなる。下値抵抗は、137.00-10、136.70-80、135.30-40,134.80-90、134.40-50、134.00-10。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/10/05~2022/04/22(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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